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第14話
あ、どうやら撮影が終わったみたい。
「ふふふ…久々にワ~ンダフルなモデルに出会えましたよ。Oh~ビューティフル!」
「おーほほほ!天下に名だたるアラートー先生にそう言って頂けると光栄ですわー!」
嬉しそうに笑いながらカメラマン達と阿鬼ちゃんが階段を下りてきた。その後ろに、繭ちゃんがふらふらした足取りでついてきた。
「…はっ!ま、繭ちゃんっ!」
ずっと倒れていたみっちゃんがいきなり跳ね起きた。
「繭ちゃん、大丈夫かい?へ…変なことされなかったかい?」
みっちゃんは繭ちゃんに駆け寄り、心配そうにその顔を覗き込んだ。
「…え…あ、藤島…さぁん?」
繭ちゃんは放心した顔でみっちゃんの方を向き…そして、ほんのりと頬を染めた。
「…あのね…私の身体って…ミルキーウェイみたいに白く輝いてるんですって…」
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