養童所
龍玄
第1話 悪性と良性の陰
表があれば裏がある。陽が差せば陰が出る。陰には悪性と良性がある。なりすましの悪性に支配される日本を良性の陰が日本を大胆に変えようとしていた。
少子化が止まらない。成果を上げられない子供庁は、解体必至だ。その予算を子供を増やすための実質的な費用に使うべきだ。日本人は結婚しないが、性欲行為に至るハードルは下がっている。そこへ、馬鹿な政府は、働き手不足を理由に発展途上国の者を受け入れる。知能の低い生き物程、安易に子供を儲ける。数打ちゃ当たるの考え方だ。日本人は子供を儲けず、移民はせっせと日本で子供を作る。まさに、在来種が外来種に絶滅される図式に似たり。この危機感に闇政府は動き始めた。陰政は、公安の極秘組織であり、一部の者にしか知らされていない。汚れ仕事を超法規的に進めている。陰政には警察幹部OBも参加している。その他のメンバーも最低でも大臣経験者や官僚、大企業の経営者などのOBが占めていた。実際に動く者も自衛隊や警察、企業戦士を辞めた者が陰政の情報機関にスカウトされていた。陰政は、尤もらしい意義を打ち出し、機関を設け、政府から資金を調達していた。
陰政では新たな「富国強兵」を推進し始めた。
富国強兵は、ヨーロッパの絶対王政のもとで重商主義政策が進められたころのスローガンだった。日本では明治時代初期に、近代国家を建設するためのスローガンとして使われていた。「富国」とは資本主義経済を発展させて国の財政を豊にすること、「強兵」とは軍備を充実させて,欧米列強に負けない武力をもつことだった。闇政府が掲げる「富国教平」は、子供を儲け、教育を行き渡らさせ、平和で富める国を作る物だ。
日本では三十年間賃金は諸外国に比べて低く、物価が上がっているため、「余裕」のなさが積極的な恋愛を避け、個人の趣味趣向に時間と金を費やし、共同生活への執着心は希薄になっていた。性行為は、子供を授かるための行為ではなく、快楽の捌け口としてのみ用いられていた。これでは、子供は授からない。
男性は単発的な行為に興味はあっても、長期化を目的とした恋愛には興味を抱かないでいた。女性も今が楽しければいいに重きが置かれ、子供に割かれる時間を好まないでいた。
一方で、「立ちんぼ」と言われる若い女性が裏通りを埋め、海外での一人旅は売春目的と取られ、入国を拒まれる程、日本の女性の品位は地に落ちていた。「立ちんぼ」の増加の裏には、恋愛経験のない女性がホストにちやほやされ、勘違いし、売掛金で「推し」に貢ぐことで借金地獄に導かれる場合が多い。風俗店に中抜きされず、断ることも可能な「立ちんぼ」は切羽詰まった女性に取っては格好の金脈だった。その裏では、縄張りを仕切る反社が活動し、価格の安定を図るため、一定の金額が設定され、価格の高騰や下落を防いでいた。闇に隠れた「みかじめ 日本の少子化が止まらない。成果を上げられない子供庁は、解体必至だ。
その予算を子供を増やすための実質的な費用に使うべきだ。日本人は結婚しないが、性欲行為に至るハードルは下がっている。そこへ、馬鹿な政府は、働き手不足を理由に発展途上国の者を受け入れる。知能の低い生き物程、安易に子供を儲ける。数打ちゃ当たるの考え方だ。日本人は子供を儲けず、移民はせっせと日本で子供を作る。まさに、在来種が外来種に絶滅される図式に似たり。この危機感に陰政は動き始めた。陰政は、一部の者にしか知らされていない。汚れ仕事を超法規的に進めている。陰政には警察幹部OBも参加している。その他のメンバーも最低でも大臣経験者や官僚、大企業の経営者などのOBが占めていた。実際に動く者も自衛隊や警察、企業戦士を辞めた者が陰政の情報機関にスカウトされていた。陰政は、尤もらしい意義を打ち出し、機関を設け、政府から資金を調達していた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます