第8話:武装集団はモミモミのおっぱいで帰っちゃった。
「って、あんまりのんびりしれたられないね、タッちゃん」
「どうしよう?ブラックホール発生装置のデータ素直に渡したほうがいいのかな?」
「ん〜もう遅いかもね」
「エッチさせてあげようかって思ってたけど今からじゃちょっと無理そうだしね・・・全部かたずくまで待ってくれる?」
モミモミはそう言うとキラキラ光って一瞬でカッコいいスーツに変身した。
めちゃカッコ可愛いじゃん。
「バトルスーツだよ・・・普段は分子分解されてて必要な時は私の体に装着
されるようになってるの・・・」
「私をタッちゃんに渡したのがバッド・ピーポーの誤算だね」
「バッド・ピーポーの幹部の人は私を見くびってるんだよ」
「私をただのフードルだって思ってるんだよね」
「え?そうじゃないの?」
「そうだよ・・・ただの風俗嬢だと思ったら大間違い」
「タッちゃんはここから動かないでね・・・私がやっつけてきちゃうから」
「え?武装集団だろ?どうやって打破するの?」
「大丈夫・・・大人しくしててね」
モミモミは手早く洋服タンスやキッチンテーブルで仮のバリケードを作った。
「外のおバカさんたち、お家の中には絶対潜入させないから」
「何度も言っちゃうけど〜タッちゃんはここから動かないでね」
「人って鬼気迫るとエッチしたくなるのかな、今無性にエッチしたい」
「人って恐怖を感じるとスケベなことを考えて恐怖を誤魔化そうとするんだって」
「僕たぶんそうなんだって思う」
「こんな時にエロくなってどうするの?」
「してもいいけど・・・エッチしてたらふたりとも気持ちよくなってる最中に
蜂の巣にされちゃうよ」
「全部かたずいてからね・・・エッチはね」
「じゃ〜ちょっと行って、やっつけて来ちゃうから、待ってて」
そう言うとモミモミは裏口から外へ出て行った。
外でなにが起こってるのか、立照には分からない。
どうやって敵をやっつけるのか?・・・。
無事にモミモミが帰って来てくれることを神に祈るしかない・・・でも大丈夫かな
あんなキャピキャピで・・・。
モミモミが外に出て行ってしばらく経ったけど武装集団が来てるってわりに外から
機関銃の音とか聞こえてこない。
「それにしても静かだな・・・」
「囲まれてるって言ってなかったか?」
立照はそう思いながら首をかしげた。
「なんか・・・激しい銃撃戦とか多少はあるのかと思ったんだけど・・・」
「外の様子見に行ってみようかな」
そう思った時だった・・・普通に玄関ドアが開いてモミモミが裸で帰ってきた。
「え?なんで裸?」
「たらいま〜タッちゃん、片付いたよ」
「え?静かだったけど・・・」
「銃撃戦とか期待してた?・・・そうなる前に全員悩殺しちゃった」
「悩殺ってなに?」
「あのね、交渉したの・・・私のおっぱい揉み揉みさせてあげるから、大人しく
帰ってくれる〜って?」
「なに?で、揉み揉みさせたの?」
「うん、みんな縦列してヨダレたらしながら私のおっぱい揉んで納得して
帰っちゃった」
「マジで?精鋭の武装集団だろ?・・・女の子のおっぱい揉んで納得して
へこへこ帰るか?普通・・・」
「だって帰っちゃったんだもん、雇われなんて責任ないからそんなもんなんじゃ
ないの?」
「うそ〜」
モミモミにそう言われて立照は外の様子を確かめに行ってみた。
そしたら、庭には猫の子一匹いなかった。
立照は自分の後ろから付いてきていたモミモミに聞いた。
「何人いたのか知らないけど、全部モミモミのおっぱい揉み揉みして撤退して
ったのか?」
「うん、タッちゃんがマ◯ターベー◯ョンしてる間に・・・」
「女の子がそんなこと言っちゃダメだよ」
「じゃ〜なに?バトルスーツなんか着たって意味なかったんじゃないかよ」
「なに言ってるの・・・バトルスーツ着てるからいきなり変身解いて裸になるから
インンパクトあるんじゃないの・・・心理作戦だよ」
「たしかにな・・・インパクトあるな・・・さすがフードル恐れいったわ」
「任せて・・・爆乳ビームより効果的、それに誰も傷つかないし死なないからね」
立照は科学者としてまじで彼女を作った
「タッちゃん・・・バッドピーポーとの決着がつくまでエッチはお預けだね」
「うそ〜・・・さっき全部かたずいたらって言ったじゃん」
「めっちゃ期待してたのにな〜・・・」
「んんん〜じゃ〜してみる?エッチ・・・」
つづく。
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