もしもエルが自殺する前に海老原が駆けつけられていたらへの応援コメント
冒頭から「海老原さん視点だ!!」とニコニコ読ませて頂きました!
帰宅した海老原さんに飛びついたり、頬ずりしてるエルさんが小動物のように可愛かったです…2人が幸せに暮らしているのかな、と思ったところでジワジワと不穏が漂うの好き…
エルさんだけが病んでしまっているのかと読み進めたら、彼女の瞳に映る海老原さんの表情から彼も歪んでしまってるのが分かるような文章構成になっていてワ-ッッとなりました!
エルさんの自殺を止めた海老原さんも、『もう君しかいない』という彼の叫びを聞いて『自分にももう海老原さんしかいない』となるエルさんも、お互いがお互いに救いを求めていて切ない…
そしてエルさんの心を壊してしまったのは自分だと罪悪感を抱えている海老原さんの立場も辛いですね…
真璃愛ちゃんや鱓野さんや紗蘭さんを失った痛みが海老原さんの中にしかと生じて蓄積されていて、エルさんを失うことにも激しい恐れを抱いているのがとても人間らしくて好きだなと思いました…
初めは純粋に守る為だったのが、次第に強い束縛に変わっていくのがリアルですね…
『幸せの残骸を継ぎ接ぎしただけの、泥に沈みゆく箱舟』の表現がとても好きです!
オムライスにお絵描きしようとするエルさんも、そんなエルさんに微笑んでる海老原さんも可愛い…
『これで幸せ』がまるでそう言い聞かせているかのようで好…
妹を失っている海老原さんがエルさんを妹のように見てしまうのも、実の兄がアレなおかげで『優しいお兄ちゃん』に惹かれてしまうようなエルさんも、お互いに生い立ちの中で欠けてしまった部分を埋めてくれる存在を無意識に求めているのかなぁなどと思いました…。
仄暗さとほのぼのが混じりあった短編をありがとうございました…🙏🏻✨
作者からの返信
早速短編読んでくださり、ありがとうございます!✧◝(⁰▿⁰)◜✧
短編内のあらゆるところに好きと言ってもらって、褒めてもらえて、金萌もめっちゃニコニコです……ありがとうございます(*^^*)
エルだけ病んでると見せかけて実は激重共依存に陥ってしまった二人でした……楽しんでもらえたようで何よりです✨
泥に沈みゆく箱舟の表現、金萌自身も気に入っているので褒めてもらえてにっこにこです(*^^*)
きっと海老原君は泥に沈みきるまで「幸せだ」と言い聞かせ続け、エルも優しい兄代わりといられて、幸せだと思います……
読んでくださって、ありがとうございました!
もしもエルが自殺する前に海老原が駆けつけられていたらへの応援コメント
もし海老原さんが間に合ってたらこんな事になってたんですね……
心が壊れてしまったエルと海老原君が互いに依存する結果になってしまうとは。
これも幸せの一つかもしれないですが何とも切ない終わり方です。
気になるのは妹の真理亜(漢字合ってるかな?)も喪っている事ですね。
プロローグでは一緒に駆けつけたはずなのに今回はいなかった。
その謎は本編が続けば明かされるんでしょうか……?
こう言うもしもこうだったらと言うのもとても面白いですね。
本編の続きを楽しみにしています