第2話

主要な登場人物や用語の説明


《登場人物》


ルーチョ・ロッシ


見た目:茶髪、ふわふわの癖っ毛、茶眼

服装:仕事中はカラビニエリの制服、私服はカジュアルな服


23歳。画家になりたくての養父の家から家出したのに成り行きでカラビニエリになった。楽しく暮らすことがモットーなので一応仕事は最低限はこなしているがよくサボる。こう見えても養父にみっちりと教育されたおかげで教養は身に付いている。養父にいつも喧嘩は負けていたので、自分は弱いと思い込んでいたが生前の父と兄とやっていた遊び「誰が何を考えているか」をあてるゲームや父の仕掛けたトラップを避けながらゴールまで競走する遊び(という名の訓練)のおかげで対人格闘はできるようだ。


夢は可愛い女の子と結婚して幸せな家庭を築くこと...なのだがナンパの成功率はなぜか低い(理由は叔父がかけられた呪い)

そして昔から会いたがっていた生き別れの兄らしき人を上司からの人探しの依頼で見つけたので探している。




リク(本名ルカ・ロッシ)


見た目:茶髪、整ってるけど癖っ毛、茶眼

服装:ブランド物のスーツ


ルーチョの双子の兄。23歳。イタリアンマフィア界を牛耳る裏の支配者。(なお表の支配者は70歳の老人)7歳の頃からマフィアとしての教育を今は亡き前ボスの従兄弟アンドレア(当時18歳)から直々に叩き込まれた。しかしスパルタながらアンドレアはリクのことを実の弟のように可愛がった。

女性にはモテるが実は彼女いない歴=年齢である(理由は叔父がかけられた呪い) 実は女性と上手く話せないので顔を真っ赤にして無言になる。




フェデリーコ


見た目:茶髪、長髪、緑眼

服装:神父服


ルーチョとリクの叔父。そしてラスボス。2008年にバチカンで「新・七つの大罪」が制定されていたのだが

1遺伝子を改造する

→優秀な手駒のために孤児院の子どもの遺伝子操作をした。

2人体実験をする

→ホームレスに有償の条件で人体改造をした。成功した改造は自身に取り入れている。

3環境を破壊する

→信者獲得のため貧困地域の森の伐採、飲み水に薬品を入れ飲めないようにして人工的に飢餓 を作った。

4薬物を乱用する

→ドーピング目的で自身の体内にも薬品を取り入れる

5他人を貧困にする

→人工的に飢餓した地域に施しを与えることで信仰心を与えた。

6社会的に不公正をする

→裏社会の人間に手を汚す仕事を全て任せている

7悪辣に金を得る

→寄付のお金を上記の事に使っている。


を聖職者の身分で全部破った人。

ルーチョとリクの父親ルイジーノとはとても仲良き双子だったのだが初恋の人がルイジーノを選んだ為失恋から吹っ切れる為に聖職者になったのだがロムルスとレムスの話を知りルイジーノと妻を暗殺した。

彼の目的は高貴な支配者として世界を自分の思い通りに動かすこと。そのために信者の獲得や人体改造に力を入れている。



昔、悪魔に「末代まで童貞の呪い」をかけられたのだが本人は別に痛くも痒くも無かった(恋愛対象がこの世にいないから)ので呪いを解かずに放置していた。(そしてリクとルーチョに被害が出た)




陽照和(ひのてらかず)


見た目:黒髪、短髪、黒眼

服装:仕事の時はシンプルなスーツ、私服はスポーツウェア


探偵兼歴史研究家。若く見えるが50歳の男性。実はルカルドとは美術愛好仲間だった。普段は歴史研究者としての仕事をしているが迷子の猫探しや夫婦喧嘩の仲裁をしているうちに探偵になってしまった。

ロムヌスとレムスの話に興味を持ちその末裔について趣味で調べていたら腐れ縁のマルコから紹介されてルーチョに出会った。


マルコ


見た目:中年の太った丸メガネのおじさん


ルーチョの上司で陽照の顔見知り。リクの調査をルーチョと陽照に任せた。普段からのほほんとしていて常に3時のおやつとコーヒーは欠かさない。こう見えても頭はキレている。



《特徴的な用語など》



ロムルスとレムスの呪い


解明されてはいないがロムヌスの末裔であるルーチョ等には何故かロムルスとレムスの記憶が受け継がれていく。この記憶に呑み込まれてしまうとフェデリーコの様に兄弟を殺そうとしてしまう。だがルーチョとルカは記憶に呑み込まれても殺戮衝動に駆られなかった。





ロムルスとレムスについて


(Wikipedi3 引用 https://j3.m.wikipedi3.org/wiki/ロームルスとレムス )

ロムルス (Romulus) とレムス (Remus) は、ローマの建国神話に登場する双子の兄弟で、ロー マの建設者。 ローマ市は紀元前753年4月21日にこの双子の兄弟によって建設されたと伝えら

れている。

この双子は、軍神マルスとレア・シルウィア(アルバ・ロンガ=ラティウム王ヌミトルの娘)の 間に生まれたとされている。王の末弟のアムリウスは王位を奪っていたが、兄の孫である双子 の復讐を恐れて、双子をテヴェレ川に捨てた。しかし、双子は狼によって育てられた。やが て、羊飼い夫婦に引き取られ立派に成人する。その後、祖父の軍隊に山賊と間違えられてとら えられ尋問されるうちに孫と判明する。間もなく兄弟は反逆者の大叔父を殺し、祖父を復位さ せた。兄弟は、自分たちが捨てられた地に都市を建設しようと決めた。兄弟のうちのどちらが 建設者になるかを鳥占いで決めることになり、兄のロームスに軍配が上がり、羊の守護の女神

パレスを讃えるババリアの日(4月21日)新しい町の城壁を築くために線を引き始めた。それに弟のレムスが怒り兄をあざけったので、兄弟の間で戦いが起こり、弟が兄に殺されてしまった。弟を立派に埋葬した兄ロームスは、町に多くの人を住まわせた。彼は40年間統治し、雲の中へ消えていった。 このローマ建設伝説は、紀元前3世紀にはすでに存在していたと伝えられている。紀元前296年 に牝オオカミの乳を飲む双子の兄弟の像が献上され、同269年製造のローマ貨幣の表裏にオオカミと双子像の同じ場面が刻印されている。

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