夏休みのアルバイト
第1話
もうすぐ夏休み。
高校3年の僕には、これから1ヶ月の夏休みになると言ったところで、ワクワクすることが特にあるわけじゃなかった。
宿題なんていってみても、僕たち就職組は真面目にやるはずもなく、そんなことだから一応配られているのも数枚の申し訳程度のプリント。
あとは先生の、余りに漠然とした、『何か高校生活の想い出になる物を残す事』だって。
これが小学生だったら昆虫採集とか、絵日記とか、半分は親に言われてやるんだろうけど、高3にとっての自由課題って、考えるだけでも夏が終わってしまいそうな、かと言って何にもしない夏休みって言うのも最後だけに勿体ないっていうのは十分解かっていた。
こんな時、部活にでも打ち込んでいれば最後の夏をチームメイトと共に燃えて過ごせてよかったんだろうな、って思ってみても後の祭り。
これまで長続きしたのは、高校入学と同時に始めて、ここ半年触っていないギターくらい。
あとは特技と言っても…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます