第23話 AIに対する否定的感覚が和らげばいいな

 AI(Copilot)への投げかけ:

『AIに対する否定的な感覚について』


 回答:

『長年創作に携わってきたクリエイターにとって、AIによる「模倣的な創作」は真の創造性とは異なると感じることがあります。創作プロセスそのものの意味や、著作権の問題も根深いです』


 そして、気になる著作権について。


 AI(Copilot)への投げかけ:

『AIと一緒に創作した場合の著作権はどうなるんだろう?』


 回答:

『人間が創作的に関与した場合は、著作権が認められる可能性あり(人が主導的に関与していれば、その人が単独の著作者とされる可能性が高いです)』



 新しいもの・コトに対する否定的な感覚って、いつの時代にもあると思う。そして、それはもう、致し方ないと思うんだよね。

 だって。

 新しいこと=未知なこと

 でしょ。

 知らないことって、怖いもの。怖いものには、拒否反応が出る。

 でも、時と共に受け入れられて、気づけばそれが当たり前になっている。

 良くも悪くも。


 AIは、良い方向に当たり前になるのか。悪い方向に当たり前になるのか。

 それは、使い手である人間によるよね。



 面白い話があって。

 ある人がAIを使ってイラストを何枚か作成し、Xに投稿したんだって。

 投稿時には、ハッシュタグで「AIを使用した」事を明記したんだけど、1枚だけ、ハッシュタグをつけ忘れてしまったところ……

 そのイラストへの「いいね」が一番多かったとか(他の、「AIを使用した」と明記したイラストとは段違いだったらしい)。

 このエピソードからもやっぱり、「AIを使用した創作物」への拒否反応というのは、少なからずあるなぁって思う。


 わたしはね、AIに手伝ってもらって/助けてもらって創作を行うのは、全然アリだと思う。

 なんていうかな……ほんのすこーしだけ指示をして、あとは全部AIに丸投げ、というのは、違うなって思うけど。

 その匙加減、だよねぇ……難しいね。


 わたしは絵心が壊滅的に無いので(笑)、AIにイラストを描いてもらおう! って思って何度かトライしたけれども、思い描いた通りのイラストはまだ一度も描いて貰えてない。

 意外に難しいのですよ、この指示に出し方って。

 絵に精通している人じゃないと、細かな指示ってできないと思うの。それはもう、「創作」と言えるんじゃないかな、指示の段階から。


 小説もそうだと思う。

 AIに小説を書いてもらおう!

 と思った事は今の所まだ一度も無いし、これから先も無いと思うんだけれども。

 小説も、思ったとおりのものを書いてもらうための指示は、かなり難しいんじゃないかなって思う。

 それを踏まえてね。

 同じ題材で、人とAIがどんな小説を書くのか比べてみよう!

 みたいな試みであれば、面白いと思うけどね。

 ……同じ題材で、違う人が書くお話だって、みんな違うからね~。


 まぁでも、そうは言ってもやっぱり、AIに対する否定的な感覚って、まだまだ多いし根強いと思うのです。

 実際に使ってみると、その感覚はだいぶ和らぐと思うんですけどね。

 使う機会って、使おうとしないと、そんなに無いですからね。


 手洗いが洗濯機になったり、食洗器になったり。

 手縫いがミシンになったり。

 文通がメールのやりとりになったり。


 そんな感じで、AIももっとカジュアルになればいいなぁって、わたしは思っていたりします。

 あとは、使う側のモラルの問題。


 迷惑メール送りつけるような、そんな悪い使い方を、AIにさせるような人が出てこないことを願います。

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