世界の覇権を賭けた戦い!創造VS虚無

 黒い霧が世界を侵食し、俺の創造した楽園がじわじわと蝕まれていく。


「この世界の覇権は、お前だけのものではない」


 虚無の侵略者が低く呟くと、周囲の空間が歪み、何もない“虚”へと変貌していった。


「チッ、ここまで大胆に仕掛けてくるとはな……」


 俺は手をかざし、世界のコードを書き換えようとする。しかし、異常が発生した。俺の力が、この侵略者の影響を受けている。


(……まさか、こいつの能力は“創造そのものの否定”か?)


 通常の攻撃では通じない。ならば、俺も奥の手を使うしかない。


「なら、これはどうだ——“強制リライト”!」


 俺の力が空間を塗り替え、虚無の侵略者の黒い霧を押し返していく。しかし、相手も負けじと対抗し、激しいせめぎ合いが始まった。


「創造と虚無……どちらがこの世界の覇権を握るか、決めようぜ!」


 光と闇がぶつかり合い、世界を揺るがす戦いが始まる——!

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