第14話

「じゃあさ、友達になろ。」


「ともだち?」


「坂田とあたし、タメじゃん。

友達になったら、いいことあるよ。

教科書忘れて学校来たら、坂田の、借りに行くね」


すると、坂田が

ぼさっと

「友達じゃなくてもいいじゃんかよ。」


そう言ってたけど、


ちょっと気付いてた。




坂田、あたしに気があるって。




でも、手をつなぐ日になるまでは

待っててよ。








――あたし、今 走りたいから。




――夢があるんだ。



テープを切って

1等になるまで。





その後に言いたいんだよ。







それまで、待って。






・・・ね?










【あとがき⇒】

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