第13話七罪会合

偵察に出ていたノブから最下層したで起きた一部始終すべてを聞き終えハルオ達は今後の動きについて会合を行っていた

「フ〜ム厄介なヤツラめが現れたでゴザルな〜?」

ハルオ達からしても夢見ヶ丘生徒イレギュラーハンターの介入は予想外の出来事である

「どうするハルオ?夢見ヶ丘生徒イレギュラーハンターの相手しながら儀式の完遂は正直難易度ハードル高いぞ」

とはいえ儀式を途中中断してしまうと次の機会チャンスがいつ来るか分からない、往々にして大規模儀式アークマジックとはある一定の条件が揃わなくては発動スタート出来ないのだ

「フウム?ノブくんの言い分も一理あるでゴザルな、しかしこの儀式に漕ぎ着けるまで既に多くの時間と労力リソースを注ぎ込んだのでオジャルよ?」

そうなのだ、計画に至るまで様々な無理を通して推し進めていたのだ、今更収穫無く終わらせる事は出来ない

「もはや強引に進めるしかアルマい、まだ上級悪魔てごまはいるでゴザルし」

何よりダークアクシズは信賞必罰を是とする弱肉強食じつりょくしゅぎ戦争組織グリーンカラーである、信用に応えて成果を出した者には褒賞を、逆に戦果を挙げられず無能な失態を晒した者には…

「せやねー、ウチ等も作戦に参加してもうた以上は同罪扱いやし…計画が上に承認されとるから後には引けへんわ!」

ノリ子の言う通り苦労してこれだけ時間をかけた計画が戦果も無しに頓挫したとあれば必罰の言葉通り重罰は免れない

「そう深刻ナーバスになるなよ、もしもの時には【昆虫師団オレの軍団】動かせば良いだけだぜ?何より作戦はまだ始まったばかりだろ」

皆が暗惨あんさんたる気分に囚われる中、コテツだけは気楽かつ冷静だった

「来た生徒ハンターはノブの話しなら三体だろ?何より生徒ハンターを潰すのが作戦の目的ゴールじゃねえ」

コテツは一軍団を率いる団長リーダーなだけあってこの状況を冷静かつ的確に分析出来ていた

「このまま罪深き欲望の塔テメンニグルを維持し続けてりゃ神聖教会むこう座視ほうって置けない、そしたら教会本隊エモノは向こうから嫌でも来るさ」

この作戦の達成条件ゴール教会本隊いけにえの血を捧げて魔界の門ヘルズゲートを開く事である、夢見ヶ丘生徒イレギュラーハンターが邪魔して来ようと教会むこう教義おしえがある以上は必ず本隊を差し向けずには置けない

「成る程でゴザルな、教会本隊いけにえ共が来るまで粘ってソレ等を始末して筋書き通り事を運べば良いと言う事でオジャルな?」

別に夢見ヶ丘生徒イレギュラーハンターを殲滅する事が本筋の目標ではないのだ、作戦さえ完遂すれば後は戦果を持って逃げ帰れば良い

夢学ハンター共はオレ達で何とかするからよ、お前はタワーの維持と執行者いけにえ共の始末を優勢してくれ?」

コテツのテキパキとした指示が飛ぶ、彼女かれは決して勉強が出来る方ではないが活発な行動アウトドア派な為かこういった作戦行動の際は頼りになる

「任されたトモ、ソレでは即刻行動に移ろうではナイか!」

目標が決まれば後の行動は非常に迅速であった、皆が一斉に行動を開始する中、ノリ子が得意気にコテツに言い放つ

「せやけど夢学生ハンター共はみんなやつけてええんやろ?」

浦安みつりんのゲリラコマンダーが不敵な笑みと共にタワーから飛び降りる

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