第貳章 庚曰く、優等生ほど地味
庚は、『シノケノちゃんねる』を源八と鼓文吾と視聴していた話をした。
庚「私、【
庚の言葉に、給仕係に扮していた梓がいましたねえ、と言う。庚は気づいていたが、彼女も【甲賀忍】の出身なので梓は【忍】の潜入任務なのだろう、お互いに仕事中を理由に声掛けも挨拶もなかった。
梓「あのグ◯場面をリアルにご覧になっていたわけですね」
梓が腹パンして【蟲】を吐かせた場面のことだ。
梓「実は、あの配信に文句を付けてきた者がいて………それが【大凶星(八岐大蛇)】の下僕のようなのです」
9割殺しは生きているのか、と源八と鼓文吾は会話をしている。すると、庚は【葛葉太夫】の【宴】に【
朔「【
朔は【風魔頭領】の枠で出席しておくべきだった、と後悔した。
庚「捕らえた下僕はどこにいるの?」
庚は、梓に一応息はあるのよねと確認している。
遙「ここだ」
遙は、サイズ大きめな鳥かごをガンッと床に置いた。扱いがかなり雑である。
梓が、一応ケガ人だからもうちょっと丁寧に扱ってよ、と抗議しているが遙は悪かったと言ったが、実際は右から左へ聞き流しているのでまた同じことをやりそうだ。
源八「【
鼓文吾「あの巨漢の【悪鬼】を【頭部】だけにしたのか!」
源八と鼓文吾は【古族】なので当然、【みづち族】の【眷属鬼】になっている【悪鬼】を知っていた。今は【頭部】だけだが、【羅刹鬼】の全長は【八犬士】で一番巨漢の鼓文吾より更に巨(おお)きい。
梓「『ワンスロ』だったよー」
最初のワンパンでウラシマは朔が【
源八と鼓文吾は、頬を引き攣らせて流石は【鬼狩り兄弟】だと賛辞を述べたが、絶対に敵対してはダメだと心に刻んでいた。
梓「だいぶ見た目が見られる感じに戻ったね。回収した時は、ザクロを割ったみたいな状態だったもん」
梓が【羅刹鬼】が首をもがれた時の状態を言うと、そんな状態からそこまで回復したのか、と源八と鼓文吾は【鬼】の頑丈さに驚いたが、庚は首をもがれた時点で普通は死ぬわよ、と一番【人間】らしいことを言った。
遙「これから『拷問タイム』………『蹴鞠』に参加したい奴、手上げろ」
発言者の遙をはじめ、洸、桂、刹那、久遠、そして一寸法師まで手を上げた。
遙「
一寸法師は【古代】に【強制転移】させられてから、時代の流れに身を任せて【現代】まで戻って来たので、当然【平安時代】もリアル体験している。遙は、ハンデ付けてね、と一寸法師に言っているので参加は許可していた。
源八「【おかしら】………まさかと思いますが、『蹴鞠』の【鞠】は………」
源八は口にするまでもなく何を【鞠】にしようとしているか判っているが、質問していた。【八犬士】は【隠密】なので、彼らの【忍】の【かしら】は【隠密機動筆頭】の遙のことである。
遙「勿論、この傍迷惑な【悪鬼】の【頭部】だ。遊びを兼ねて拷問するんだよ。そうだ!伊吹も混ざる?」
あろうことか、遙は伊吹をお誘いした。
鼓文吾「【おかしら】!年若い子どもを拷問に参加させるのは、やめてください!」
鼓文吾には、伊吹と同じ年齢くらいの姪がいるので他人事とは思えない事態だった。
庚「妙案ね。遙、あなた………今回はいいこと思いついたじゃない。伊吹と言ったわね………ボウヤのお母様のこと、その【鬼】は知ってるはずよ。少し親睦を深めたら口が軽くなるかもしれないわ」
庚は『拷問・蹴鞠責め』に伊吹も参加しろと勧めた。
大人の熟練した話術に丸め込まれて、伊吹も参加することに決定した『蹴鞠』の参加者は、洸、遙、刹那、久遠、桂、伊吹、一寸法師の7人だ。一寸法師のハンデをどうするか話し合いをするが、子どもの伊吹に『蹴鞠』の手ほどきをするから一寸法師と伊吹は二人一組ということに決まった。
洸「遙、お前もハンデいるだろ。お前、最初の【回生】………【
洸の意見に、遙は俺は『かかと蹴り』のみでいい、とアッサリハンデを受け入れた。『蹴鞠』は『つま先蹴り』なので『かかと蹴り』は、やりにくそうだ。
刹那「遙さんの『かかと蹴り』って必殺蹴りにならないか?」
【頭部】しかないから即死するぞ、と刹那は言う。
久遠「遙さんの『蹴り』は、どれも必殺だろ………」
遙「困ったな………『蹴鞠』だから蹴るのがルールだ。ルール内でのハンデが思いつかない!」
久遠の言うことに一理あると遙は認める。
一寸法師「遙は、蹴らずに当てたらどう?」
『蹴鞠』の上手な【貴族】が鞠を足に当てて浮かせてから蹴っていた小技を使う者がいた、と一寸法師は思い出した。
一寸法師「遙の脚力なら、当てるだけでも蹴るのと同じ勢いがつくと思うよ。それに………【安倍泰親】って、『蹴鞠』は超得意だったよね」
『蹴鞠』で【結界陣】を描いたりしてた記憶があるんだけどな、と一寸法師は言う。
洸「超上級者じゃねえか」
こうして、【生き物】の頭を使った『蹴鞠』を見物しながら梓と環と鶴姫は、庚に【ギルド瀬戸内水軍】に仕掛けられた【インスマウス・パンデミック】を杜飛龍の【戦艦】見学から【風魔十二番隊】隊長・
話を聞いた源八と鼓文吾は、『八岐死すべし』と冷静コンビには珍しく怒りも顕にしていた。
庚「なるほど………『シノケノちゃんねる』で【葛葉太夫】主催の【宴】の出来事を配信したのは、癸お兄様の関心を引くことが目的だったのね」
庚は、あのカワイイ衣装は誰の提案なのかしら、と訊く。庚はあれは妙案だと言った。普段の『シノケノちゃんねる』が扱わないおカタいジャンルなので、最初にカワイイ衣装を着せて継続して視聴してもらえる策を講じたのだろうと思惑を読んでいた。
棗「私だ!カワイイ女の子がライブ配信するのに、カワイイを最大限に使わずしてどうする」
棗が仕掛け人だったことが判明して、源八は仲間の犬川荘輔を疑ったことを心の中で密かに謝罪しておいた。
鼓文吾「【先代】だったのですか………俺たちは、てっきり荘輔の趣味と思ってましたよ」
現在の【隠密機動筆頭】は遙だが、その前は棗が務めていた。故に、棗は【隠密】からは【先代】と呼ばれている。
棗「朔も、凹凸の凸が無いから
棗の言葉の中に信乃と旦華野には絶対に聞かせてはイケナイ部分があったが、【山の先住王・
『シノケノちゃんねる』で『蟲混入事件』を【インスマウス】を口に含んでしまったかのように偽装して配信してもらい、後日配信する映像を【インスマウス症】で苦しむ患者と【解毒薬】の開発に尽力する【シュタイン博士】のものを流すことで『混入事件』と『瀬戸内水軍パンデミック事件』に関連性を持たせると梓から作戦を聞いた庚は、感心した。
庚「梓………あなた、荘輔よりプロデュースが上手だわ。それじゃあ、唯一解毒できていない『重体患者』の検体は、既に癸お兄様の元に渡っているのね」
あの【爬虫類】の浅知恵で何万年もの知識を持つ【太上老君(梓)】を出し抜くのは愚行だったのだと、庚は女王様然として高笑いした。
環「『悪の組織の女ボス』みたいな笑いだな………」
『風魔の女ボス』から褒められるのは、悪くないわ、と庚は大満足している。
環「【風魔の女ボス】やってみるか?」
庚「却下!私は【甲賀忍】だから無理よ」
環は、もう庚に丸投げでいいかも、と提案したが蹴られた。
庚「気分がいいから、いいことを教えてあげるわ。【国王】が更迭されて、今【国王代理】をしている【帝都宰相】の
足利義貴の容姿の話ではない。むしろ容姿は、眉目秀麗で華がある。しかし、彼は【国王】としては優等生過ぎて、ルールを守って真面目に堅実な政治をするタイプで、【国王】を支える【宰相】の立場でいずれ【国王】に就こうと野心がある徳川将臣には、選挙で自分が優位に立てるような実績や功績が皆無なのだ。
庚「政治というのは、難しくてね………真面目な【国王】は【国民】からは高感度が高いわ。でも、【国会】では【国王】がイイコちゃん過ぎて【宰相】をはじめ、【大臣】クラスが目立つ場がないのよ」
庚は、そこで徳川将臣は賭けに出たと言った。
庚「【起源の大戦】で【国会議員】たちを侵食した【インスマウス】………あれを【国民】が侵食されて、それを治療したらどうかしら?」
環「【勇者】か【英雄】だな」
やはり『マッチポンプ』だったか、と環は言った。
鶴姫「【帝都宰相】と【八岐大蛇】は繋がっているんだな」
【八岐大蛇】は【上級国民】とコネがあるというのを、鶴姫は思い出した。
庚「でも、【瀬戸内水軍】を敵に回したのでしょう。徳川将臣は、次の選挙で【国王】になるには【
庚は徳川将臣の王座就任の可能性をバッサリと斬る。
【ギルド瀬戸内水軍】は、【ギルド運営】の他に【貿易】や【流通】のビジネスをしている。つまり彼らは【一般投票】をする【非能力者】と関わりが深い。流通の顧客は民間人と呼ばれる【非能力者】なので、『瀬戸内水軍パンデミック事件』が【一般投票】の票稼ぎの為の『マッチポンプ』と露見したら、【国王選挙】の初手の【一般投票】でポイントが稼げなくなるのだ。
梓「しかも、よりによって【闇嶽之王】の【転生戦士】の伯母が【ギルマス】やってる【ギルド】に仕掛けるなんて、【今代】の【大凶星】
『今代も』と梓が言ったのは、【先代】の
庚「徳川将臣は、あの【爬虫類】とは手を切るしか長生きする
【大凶星(八岐大蛇)】を上回るなんて【大災厄】じゃないですか、と梓は庚の最後の言葉に対する返しをした。
庚「あなた本当に口がウマいわね」
梓「えー………褒め言葉ですか?ディスですか?」
質問する梓は、モニターを見上げているので上目遣いになっている。庚は
庚「甲お姉様と同じ顔して上目遣いなんて反則よ!洗いざらい話したくなるじゃない!」
計算してやったわけではなかったのだが庚が色々と情報をくれそうなので、『上目遣い』という仕草が庚に有効だと梓は頭の片隅にインプットした。
庚は【伊賀藤林流】を知っているか、と訊いた。
朔「【内閣官房長官】をしている男が、今の【頭領】だ」
女子会ムードの中に朔が入って来た。自分が【十五代目頭領】を名乗っている時に面識があったと言った。
朔「俺が【頭領】だった時は、【警察庁長官】だった………10年以内で【内閣官房長官】にまで出世したようだな」
庚「環より、【山の先住王】のほうが話の理解が早そうね」
庚は、環は【頭領】としての素質は悪くないが、もう少し【国家】の重役について見聞を深めたほうがいいと助言した。
環「全部、凱に丸投げしていた。今後は、共有することにしよう」
環は、素直に助言を受け入れた。【陵家】と【篁家】の家訓には親族内の年長者の意見は聞くこととある。あくまで聞くだけで、それをアドバイスとして受け取るか聞き流すかは自由だ。
庚「【内閣官房長官】
洸「【影の王】だと………あの男は、ゴミクズ以下のゲス野郎だ!」
突然、話に割って入って来た洸に庚はビクッと身を震わせた。モニター越しなので攻撃されても絶対に届くはずはないのだが、今この瞬間に心臓を凍りつかされると錯覚を覚えた。
遙「【拷問】は、中断だ。日影のクソ野郎の話をするなら俺と洸も混ぜろ」
庚様も知らない日影が隠蔽したネタを持っている、と遙は言った。
朔「庚様、御影様は………日影晴弦に孕まされて出産している………らしい。洸が御影様の記憶から出産経験があると言っていた」
朔の発言に、燎と棗が「もう話してもいい頃合いだな」「バレる前に話しておこう」と言う。
燎と棗は示し合わせて頷くと、祖父・
棗「遙に【隠密機動筆頭】を無理矢理継がせたのは、祖父からの【密命】に臨む為だ」
棗の言葉に、遙は特に驚いた様子もなく逆算したら俺が【筆頭】になった時期と被ると言った。
遙「実は、俺も【伊賀藤林流】には【密偵】を潜入させている」
元が【伊賀】の【下忍】の者だ、と遙が言うと燎と棗が身バレの心配をした。
遙「俺も同じことを言った。【伊賀】の【抜け忍】が【伊賀】に潜入はヤバ過ぎると
」
棗「【抜け忍】!それは『飛んで火に入る夏の虫』ではないか!」
燎「ギャンブルに【生命】をベットするタイプか!」
そういうの嫌いじゃないぞ、と燎には好感度が良かった。
遙「しかし【藤林流】は【頭領】が傲慢なのか………【抜け忍】の顔を覚えていないようだ。あいつ、今は【内閣官房長官】の護衛兼運転手だぞ」
棗「あの『シゴデキ青年』か!」
棗がデキる言うことは、実力者と認めている。
燎「あの青年は………確か………【
燎は、【山の民】だから仔細は大して知らないが【
棗は、只者ではないと思ったが【先住者】だったのか、道理でと納得する。
朔「【アテルイ】!アイツ【転身】してるのか!」
遙「ジャックの【前世】なのか?」
朔「なんで兄弟に音沙汰無しなんだ!」
遙と朔の噛み合わないやり取りに、棗がお前ら一旦黙れ、と言った。
棗「まず、遙………あの『シゴデキ青年』はジャックという名で、【伊賀】の【抜け忍】という解釈でいいのか?」
遙「ジャックは【コードネーム】だ」
ジャックは本名ではないこと以外は、遙は肯定した。
棗「名前がないと不便だな………『シゴデキ青年』か『ジャック』かどちらかに統一しよう」
遙「ジャックでいいだろ………『シゴデキ青年』って………褒められてるには違いないけど、その呼び方は俺ならヤメてくれと思う」
遙の言い分に皆が納得して【内閣官房長官】の護衛の青年はジャックと呼ぶことになった。
庚「コードネーム『ジャック』………【0
伊達に年齢を重ねていない庚は、【
遙「【小アルカナ・Knight of Swords】………コードネームは【スペード・ジャック】。【小アルカナ・神剣(ソード)】の【3番手】だ」
遙は自分は【小アルカナ・Ace of Swords】で【0機関】ではジャックの直属の上官になる。コードネームは【スペード・エース】だ、と庚に言った。
庚「【小アルカナ・神剣(ソード)】は【暗殺部隊】ね。そして【神剣(ソード)】は【エース】がリーダーだわ。【小アルカナ】の【スートリーダー】は【大アルカナ】に匹敵する実力者よ」
【タロットカード】の【大アルカナ】22枚が【0機関】の【幹部クラス】に当てられているが、【幹部クラス】の実力者が『定員オーバー』した時に【小アルカナ】に【スートリーダー】という役職を作る仕組みになっている、と庚は言った。
棗「【0機関】が【官房長官】に【小アルカナ・神剣(ソード)】を付けた………ということなのか?」
殺る気満々じゃないか、と棗は言った。
遙「ジャックには、
遙は、自分が【官房長官】に張り付いたら、湧き上がる殺意を抑え込む自信がなかったので志願する者を尋ねたら、ジャックが志願したと言った。
遙「俺は、【官房長官】を前にして今日から護衛につきます、と挨拶し終わった瞬間に、秒殺する自信がある」
庚「それだと【0機関】の任務は失敗ね………でも、【陵一族】の
庚に褒められた後で貶された遙は、プロ意識で【官房長官】を生かしているのではない、と言った。
遙「
遙は、【起源の大戦】後に消息不明になっている日影晴弦が、既に故人か【脳移植】で息子と【脳】を入れ換えたかを調査していた。
【起源の大戦】は【異形の者】との大きな【戦争】と【日本】の政治を国主が行う【国王制】への【革命】の【戦】だった。そのリーダーを務めたのが
【国王制】になっても、【政治体制】は変えていない。あまり変革が大きすぎるのは【国民】から不満が出るからだ。【国王】が国主と政治のトップになるので、これまで政治のトップだった【総理大臣】、【副総理大臣】は【宰相】という役職に名前を変えた。【東の宰相】【西の宰相】という意味で、【関東】と【近畿】に官邸を置いて常駐させた。この【宰相】の役割が【内閣幹事長】に当たるので、【内閣幹事長】という役職が失くなったのだ。
【起源の大戦】当時の【内閣幹事長】が日影晴弦で、彼は【起源の大戦】を機に【総裁】の座を手に入れようとしていたことも判明している。しかし、【革命】が成功したので失脚し、その後の行方がわからない。
生存していたとしても、かなりの高齢だが【起源の大戦】で【異能力者】の人口が増えたことで、【人間】は【寿命】を【限界突破】させることが可能になった。故に現在の【非能力者】の平均寿命は200才前後で、【アンチエイジング】で150才ぐらいまでは若々しい姿を保てる。【脳】のほうも【認知症】になりにくくなっていた。
【医学】のほうもかなり発達したので、裕福層の跡継ぎ問題を抱える会社経営者が『医療で若返る』為に『任意の若者と脳移植手術で脳を取り換える』ということが許可されている。もっとも片方が拒否して強制的に移植手術をしては犯罪になるので、『文書による契約成立書類』の証拠が必要になる条件付きではあるが。
遙が言っている【脳移植手術】とは、このことだ。
実は【脳移植】で若返る手段で、無許可で【脳移植】が可能な方法が親子、兄弟の血縁関係がある場合だ。【違法】ではあるが、甘やかし過ぎておバカに育った子の再教育や更生が不可能な例は幾つも存在するので、世のため人のためにならないならおバカな子の【脳】と体は老いたが有能な親の【脳】を入れ換える行為を更生の手段として暗黙の了解で、動機が理にかなっているなら許されている。
庚は、遙が放った【密偵】は【先住者】の【転身】で使えそうだから置いている可能性があると言った。
庚「【悪路王】って【鬼神】よね。【日影一族】は、【鬼】について周囲がドン引きするぐらい研究しているわ。私が知る限りでは半世紀だけれど………もっとずっと何百年も昔からよ」
庚は、【伊賀】は【鈴鹿】に近いから大昔に【鬼】を乱獲して【伊賀忍】には【鬼の血】が混ざっているという噂もあると言った。
朔「それは、噂ではなく事実だ。もっとも、乱獲はガセだがな………【鬼の血】のほうは、【先住王の一族】だ」
朔は、【伊賀藤林流】が捕らえた【鬼】は【
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