第15話 あんぱん、そして国営放送あっぱれ!

 おなかをすかせている人のもとへ食べものをとどけるのは正義。いま、罪鬼巣ザイオニスどもが、特定の人々のところに食べもの・飲みものがとどかないようにして、飢え死にさせようとしている。意図的に民間人をにしている。重火器をつかわなくても大量虐殺は可能なのだな。戦争中? いや、もっともらしい口実のもとに、ほぼ一方的な虐殺をしているようにしか思えない。非戦闘員を餓死させるのは、人間のやることではない。世界史に残る残虐行為。いや、そんなのは、いくらでもあるのか? あまたの虐殺のなかの一例にすぎないのだろう。ロホコートスをこえたいらしい。


 そのようなさなかに、やなせたかしのことをおもいださせてくれた『あんぱん』。たまたまなのか、ねらったのか、わからない。いずれにせよ、国営放送の反骨精神あっぱれ!


 人の心をもちつづける人々がまだのこっていることをうれしくおもう。


 やなせたかし氏は亡くなられたが、その理想は、いつまでも生き残ってほしい。


 そんなこと言いつつ、連ドラの『あんぱん』は、たまに見たことがある程度なのだから、わたしは口先だけなのだろうか。そもそも、テレビドラマそのものが苦手だったりする。


 それでも、応援しています。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る