少女の寂しそうな顔。
『君も、他の男の子たちと変わらないんだね』
自分の身体ではなく、音楽で関係を深めたかったのに。
自分じゃなくて、音楽を見ている君が好きだったのに。
気持ちがどうしようもなく冷めていく。

少女は自分のセクシャルな部分を呪いのように感じているのでしょうか。でも、その呪いから少女が解き放たれるには、それが所詮人間の一部でしかないことと、セクシャルな魅力もどうしようもなく自分の一部であることに気づかなければならないのでしょう。
男の子が少女に夢中になってしまった一面は、決して彼のすべてではないし、胸が大きくギャルに見えることも、少女のすべてではない。
初めてだから、夢中になるのは仕方のないこと。それが男の本性だなんて思わないで欲しいな。
少女が、呪いから解き放たれることを祈っています。

なんてことを洗濯物を干しながら勝手な妄想をしていました（^^）
いいお話でした。