第15話 僕らのお泊まり会

ご飯を食べて、お風呂に入って。

そうこうしている内に、もう10時になっていた。

お母さんも「もう寝なさ〜い。」と、言っていることだし、寝ようと思ったのだが、、。

(これ、みんな僕の部屋で寝るのか?)


「ねぇ、みんな僕の部屋で寝るんだよね?お母さん。」

「そうよ〜布団は敷いてあるから、そこで寝てもらったらいいんじゃないかしら〜。あ、でも、布団が、一つ足りなかったのよ。だから、詰め詰めになるかもだけど、みんな仲良しだから、大丈夫よね〜」

「え、、、。」


(今、お母さん結構やばいことをサラッと言ったぞ、、、?どうしよう、どうやって、寝てもらうのが正解だ?)


「光〜早く寝ようぜ〜?」

「う、うん。わかってる。わかってるけどだな、、。」

「?」

「とりあえず、みんな部屋まで行くぞ。」

〜〜〜〜〜

「で、どこに誰が寝るかなんだが、、、一つ問題があって、、、。」

「ん?なんだ問題って?」

「布団が一つ足りないんだよ。」

「「「、、、。」」」

「つまり、僕のベット1人、布団2枚で、三人寝るっていうことなんだけど、、。:

「なるほど。」

「仕方がない。ここは俺が、光のベットで寝るよ!」

「えー。」

「なんでだよっ!?」

「なんかやだ。」

「(;ω;)」

「でもさ、光。そうしないと、なんか私たち、安心して寝れないんだけど。」

「それもそうか。」

「(;ω;)それはそれで酷くない?」

「でも、事実だし、、。」

「もういいよ!じゃあ、俺はベットで寝る!決まり!」

「はぁ、で、僕は、どうすれば?」

「光は、布団で寝たら?」

「じゃあ、2人は?」

「ベットで寝ますよ?」

「うん。」

「へ?」

「だって、ベット3人なんでしょ?」

「うん。けど、いいの?」

「まぁ、光さんなら、安心できます。」

「あーやばい、俺には嫌味にしか聞こえんのよ。」

「あはははははは!」

「笑うなよ古谷!」

「いやー面白すぎてつい。ぷっはははは!」

「もういい俺は寝る!」

「ごめんごめん。」

「まったく。」

「じゃあ、電気消すよ?」

「え、ちょっと待って、まだ話終わってないから!」


閑話休題。


「つまり、僕は、みやびと美久と一緒にベットで寝るんだな?」

「「うん」」

「で、2人は僕と一緒に寝ることに抵抗はないんだな?」

「「うん」」

「はぁ、仕方がない。じゃあ、そうするよ。」

「よし。じゃあ、電気消すぞ〜?」

「え〜トランプとかしないの?」

「そうですよ?明日は休みです!」


そう、明日は休み、つまり、休日なので、夜更かししても、特に問題はないのだ。

でも、あくまで、勉強会なのであって、遊びに来たわけではないのだが、、、


「お?やるか?」

「(みんな賛成かよ、、。)」

「え?光、今なんか言った?」

「いや、なんでもない。」

「そう。じゃあ何するー?」

「やっぱり、定番のあれじゃないですか?」

「お!あれか!」

「あれね!」


(あれ?あれってなんだろう。ババ抜きかな。)


「ババ抜き!」「大富豪!」「七並べ!」

「、、、。」

「「「、、、。」」」

「あの、急に黙るのやめてくれない?」

「だって、思ってたのと違ったんだもん。」

「大富豪じゃないんですか!?」

「七並べだろ!」

「そんなぁ〜。」

「みやび。僕もババ抜きだと思った。」

「だよね!?」

「っていうか廻の七並べはマジで、意味わからん。」

「なんでだよ!定番は7並べだろ!」

「お前の家の定番色々おかしいんじゃないか?そもそも、勉強会でお泊りから謎なんだけどさ。」

「それは、もういいだろ!っていうか、俺ん家の定番は一般的だ!」


(いろんな家があるんだなぁ〜)

光は、少し成長した。

〜〜〜〜〜

「よし、ババ抜きするか。」

「大富豪じゃないんですか!?」

「美久。まだ行ってるのか。じゃあ、こうしよう。ババ抜きで買った人から、大富豪、富豪。貧民、大貧民。にしよう。」

「、、、。光さん。なんですかそれ?」

「え?知らないの?このルール。」

「俺は知ってるぜ?」

「私も知ってる。」

「え。え。え?」

「美久、自分で提案してきたのに、このルール知らないって、まじか。」

「美久。あのね、なんて説明したらいいんだろう、えっと〜、あぁ、もうググれ。」

「はい。」

〜〜〜〜〜

「なるほど、大貧民が大富豪に1番目と、二番目に強いカードを2枚渡して、貧民は、1番強いカードを富豪に1枚。逆に大富豪は、大貧民に、適当なカードを2枚、富豪は貧民に適当なカードを一枚渡す、、、。これって、。貧民サイド、めちゃくちゃ不利じゃありませんか?」

「最後まで、説明を見ろ。」

「あ、なんですかこれ、都落ち?大富豪は、他のプレイヤーに、先にあがられると、強制的に脱落し、次のゲームは、大貧民からスタートになる。なるほど、そういうことですか。」

「ついでにきくけど、8切りとか、10捨てとかのルールは、知ってるよね?」

「、、、、。」

「嘘でしょ?」

〜〜〜〜〜

「大富豪って、奥が深いんですね〜。」

「美久が知らなさすぎなだけじゃない?」

「そ、そんなことはないですよ!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾」


(いや、あるだろ。っていうかそれでしかないだろ。)


「はぁ、それじゃあ、始めるぞ?」

「おう!」

「負けません!」

「私の優雅な勝利を見せてあげるわ!」

「じゃあ、最初は、みやびから行こう。」

「おっけい!」


みやびは、「これでも喰らえ!」というように真ん中に一枚ハートの3を出した。

そう、真ん中に、真ん中に、、、(1枚?真ん中に?)


「おい、みやび、、、。さっきから、大富豪の話ばっかりしてたけど、最初は、ババ抜きだぞ?」

「あ、ほんとだ。」

「ほんとですね。私も忘れてました!」

「お、俺は、覚えてたぞ?そう、ババ抜きだな、うん。ババ抜き。」


廻は、スペードの4を一枚真ん中に出した。


「、、、。お前、はっ倒すぞ?」

「ごめん、九条くん、それは、本当に意味わからない。」

「私も流石に今のはわかりません。ボケか何かですか?」

「俺にだけ、塩対応すぎないか!?」


この戦いは、長くなりそうだ。

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