第2話
「皆様こんにちは。私このゲームの主催のハナと申し上げます。」
え?ゲーム?主催?ハナ?なんか楽しそー。
「このゲームはリアル人狼ゲームで行い方は次の通りです。お読みください。」
ふーん。読んでみよっと。
私が手に取ったのはよくあるような茶色い封筒だ。中にはたぶんたくさんの紙が入っているのだろう。とても分厚い。
まず、一番上にあったものを読んだそこには私の知っている名前があった。
[このゲームの参加者のうち一人だけが人間に化けた狼です。皆様は狼を見つけだし、生還を目指してください。このゲームの参加者は、荒川陽彩(あらかわひいろ)様、黒田怜(くろたれい)様、増田迅(ますだじん)様、松井風太(まついふうた)様、鈴林礼士(すずばやしれいじ)様、稲崎有羽(いなざきゆう)様です。]
ふーん...んぇ...鈴林くんもいるのかえ、がち?
まあ頑張ろ。
怜も迅くんもいるしねー。
この勝負もらった。
私には謎な自信があった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます