第2話

「皆様こんにちは。私このゲームの主催のハナと申し上げます。」

え?ゲーム?主催?ハナ?なんか楽しそー。

「このゲームはリアル人狼ゲームで行い方は次の通りです。お読みください。」

ふーん。読んでみよっと。

私が手に取ったのはよくあるような茶色い封筒だ。中にはたぶんたくさんの紙が入っているのだろう。とても分厚い。

まず、一番上にあったものを読んだそこには私の知っている名前があった。

[このゲームの参加者のうち一人だけが人間に化けた狼です。皆様は狼を見つけだし、生還を目指してください。このゲームの参加者は、荒川陽彩(あらかわひいろ)様、黒田怜(くろたれい)様、増田迅(ますだじん)様、松井風太(まついふうた)様、鈴林礼士(すずばやしれいじ)様、稲崎有羽(いなざきゆう)様です。]

ふーん...んぇ...鈴林くんもいるのかえ、がち?

まあ頑張ろ。

怜も迅くんもいるしねー。

この勝負もらった。

私には謎な自信があった。

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