第5話 別れる運命

この小説を読んでくだ下さった皆様方

ありがとうございます!

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ミーシャ視点



私はミーシャ!

6年前に引っ越してきたらしいアレンと友達なの!

今日はアレンと遊びに行く約束をしていて、今から迎えに行くところ


「ママ!行ってくるね!」


「いってらしゃーい、あんまり遠くまで行かないようにねー!」


「はーい!」


アレンくんの家は歩いて1分ぐらいのところにあってよく遊んでいる友達




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いろいろ考えながら歩いている2分ぐらいかかってしまったが無事到着


ドアをノックする


コンコン


「はーい?だれですか」


「ミーシャです・・・あ、あの、アレンくんと遊ぶ約束をしてたんですけど・・・」


「あ!ミーシャちゃんね!いってらっしゃい」


「うん!いってきま・・・



「うわぁぁ!」


誰かが突然悲鳴を上げた


な、何が起こってるの


「なんだ!聞こえた方は・・・村の入り口のあたりか・・・何が・・・」


アレンの父親が音の聞こえた方向をつぶやいた


「イルミス!アレンをかくせ!」

「わ、わかったわ!」


アレンの父親がイルミス・・・アレンの母親にアレンを隠すように伝える


アレンの父親は自分に「ミーシャちゃんも家に帰ってなさい」といった


それを聞いて自分も家に帰る


「ミーシャ、この中にはいってなさい」


「うん・・・わかった」

家に帰るとママがタンスの中に隠してくれた


ママは返事を確認すると桑を持って村の入り口の方へ走って行った


外からは人の悲鳴や叫び声が聞こえる

見知った人の声も混じっている


「おい!お前!わしの盾になれ!」


この声は村の中でも大概の人から嫌われている爺さんだ


しばらくすると悲鳴も何も聞こえない静寂が訪れた・・・いや、魔族たちが家の中を探し回って家具などを壊している音は聞こえてくるが・・・


やがて何かがこのタンスに近づいてくる


息をすることすら我慢して気配を消す


だがその努力も虚しく魔族の手によってタンスが開けられてしまう


ミーシャが死を覚悟したその時、魔族が何かを呟いてる


「この娘は・・・魔王様の器になり得る体・・・知らせなければ」


「いかなる時も共にありし大地よ、我が前のものをとらえこの大地に縛りつけん」


拘束リ・ストレイント


その瞬間、私の体を地面から生えた土製の鞭のようなものが包み込んだ


魔族は自分の拘束が成功したことを確認するとどこかへ行ってしまった


その間、私は恐怖で声が出なかった



しばらくたつとさっきと違う魔族がやってきて魔法を解除

その後儀式を始めた


「蒼穹を貫く星辰の輝きよ、深淵に潜む力を解き放ち、我が身を次元の壁を越えさせん。蒼穹の星辰よ、我が望みを叶えよ」


時空転移テレポート


魔族が最後の言葉を言い放った途端

ミーシャの視界は光に包まれた


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教会


ハイフォン視点


「ハイフォン様、彼はなかなか目を覚ましませんね・・・」

「そうですね、けれどなぜ生きているのかが不思議な状態だったとこからここまで回復しただけでも奇跡です」


本当になぜ生きていたのでしょう

彼の傷は明らかに心臓を貫通し前方から後方まで突き抜けていました

それなのに心臓があったのです

まるで・・・心臓が再生したような・・・

あの場所に高位の司祭でもいたのでしょうか?


まあ、こんなことを考えてもしょうがないでしょう


「まあ、もうこんな時間・・・消灯の時間ですよ」


そういってシスターたちに寝る時間だということを告げる




また、新しい1日がくる

皆、こう思いながら


「魔族に侵略された世界が・・・夢だったりいいのに」と



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応援を下さった皆様、⭐︎を入れてくださった皆様、誠にありがとうございます!


ちなみに今日は登場人物紹介を次の話で投稿します!

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