騎上のクーロンちゃん♡【ボチボチ再開中!】
木目ソウ
レストラン奪還作戦!
第1話
しっ! 皆さん、お静かに。
開幕早々もうしわけないですが、今、革命軍は会議中なのです。
「……報告のとおり、帝国軍は戦車を用いて市街地を進軍中。また、別ルートの峡谷区域には複数の騎兵の姿も目視されております。我々を挟み撃ちにする手筈かと。であるからして、この拠点を防衛するには市街地に対戦車地雷の設置、峡谷の岩場には火矢隊を潜伏させ馬を怯えさせるのが得策ーーーうんぬんかんぬん」
「(* ᐕ)?
相、わかった。
隊長よ、
お主の思うとおりやってみよ!」
「は、ハッ!( ̄^ ̄)ゞ」
隊長の怯えた態度が気に入らなかったのか、ぱとり血亜が机をガンっ! と蹴り上げた!
「おい、隊長さんよォ!
軍備抜かりはネェか?!
万が一にも作戦失敗してクーロンちゃん……じゃなかった><クーロン様の顔に泥を塗ってみろ! オマエの顔にはタバスコ塗りたくって、オーブンに入れて、ピザにして食っちまうぜ!」
「ぱとり血亜様! こ、心得ておりますとも!」
「ぱ、ぱとりちあじゃなーい><
ちあのことは、パトリシアと呼べとなんどいったら!」
「は、ハッ(`・ω・´)ゝ
パトリシア様!」
(なんどきいても、血亜ちゃんはパトリシア♡てかんじの顔じゃないよね(;-ω-)ウーム)
「( ⸝⸝⸝⩌⤚⩌*)むーーーー」
「(* ᐕ)?
パトリシア様、ぜれん・ちゅきー♡様はなんと?」
「ぜれん・ちゅきー♡は
『隊長よ、この戦いは我々革命軍だけの戦いではない。もし負ければ、次は海の向こうにまで飛び火する。各自、背水の意志で任務に当たれ』と言っているゾ( ˙꒳˙ )ウム」
「ハッ!
やる気がでてきました( ̄^ ̄)ゞ」
(血亜ちゃん、ぜれんの言葉わかってすごいなぁ……(´∀`*) スゴイネ)
そして、会議を終えた隊長さんは、参謀室から出ていきました……。
「軍師クーロン様方……今日も美しく凛としておいでだ。特にあの目……ッ! 人の死を戦場に流れる音符としか見ていない、あの肉食獣のような目……ッ! あれでこそ、軍の最高指揮官たるお姿だ……!」
作戦開始時刻は刻一刻と迫っている。
隊長さんは、駆け足で隊の方に戻っていきました。
そして、隊長が去った参謀室では、
「血亜ちゃん、戦闘がまた始まるって……!
怖いねカタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ」
「だ、大丈夫だよ〜(ó﹏ò。)ウゥゥ
あのオジサン、とっても強いからまたなんとかしてくれるってカタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ」
(´。>ω(•ω•。`)ぎゅー♡
クーロンとその補佐のぱとり血亜が、
カタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ
と震えながら抱きしめあっていたよ♡
「にしてもクーロンちゃん!
隊長さんの言ってたこと、
わかったの(*,,ÒㅅÓ,,) ムフー」
「私にわかるわけないジャン><
血亜ちゃんこそ、わかっているのかとおもってた!
隊長さんにスゴイ鼓舞してたし(*,,ÒㅅÓ,,) ムフー」
「血亜もわからんかったw
昨日の深夜にやってたヤクザ映画のマネしただけだよー(*´˘`*)♡」
「今度のお休みに映画見に行こうね〜♡」
「( ¯꒳¯ )むーーーー」
「(* ᐕ)?
ぜれんはなんて?」
「ぜれん・ちゅきー♡は
『サァ、祖国復興のために皆でがんばりましょ!』といってる!」
「そうね!
でもその前に……
皆でお昼ご飯にしましょう(*´∀`)」
( ⸝⸝⸝⩌⤚⩌*)「むー」←「働け、カス共」と思ってます。
「ぜれんが膨れてる……(´・ω・`)
お腹がすいたのかしらね?」
さてさて、作戦開始時刻が迫ってますが、腹が減っては戦はできぬ。
一同は
「Σ( ̄ロ ̄lll)ゲッ!!
クーロンちゃん大変よ!
備蓄していた食糧(カップラーメンとかお菓子とか)がなくなっているわカタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ」
「Σ(゚ロ゚;)ハッ!
これが噂にきく『兵糧攻め』というヤツね……!」
「帝国軍め!
恐るべしっ!(ŏ﹏ŏ。)グヌヌ…」
「(๑ŏ н ŏ๑)むーーーー」
「(/・ω・\)アチャー…
あぁ、そうだったわね!
ぜれんの言うとおり、この前、皆で徹夜でオジサン狩りにいった時※
お夜食に食べちゃったのよね〜(つ∀<。)テヘッ」
「じゃあ今、この基地には食べ物がなにもないの?!」
「クーロンちゃん♡
しかたないから、外のレストランに食べにいこー(´。>ω(•ω•。`)ぎゅー♡」
「うん♡
さっき血亜ちゃんがピザの話してたからピザ食べたくなっちゃった!
そこにサイ〇リヤのクーポン券があるし、ピザを食べにいこー(*´˘`*)♡」
一方その頃、街では……、
バンバンバババン!!!
遠くの方から、銃声が聞こえている!
どうやら開戦したようだ!
コレから血で血を洗う血みどろな戦いが始まるさなか、参謀室の三人は、外食をすることにしました。
※パパ活オジサン狩りでもしてるの?! とお慌てな読者諸君のために補足しておくと、これはこの世界線で流行っている『オジサンハンター』略して『オジハン』というゲームの話です。ゆるキャラだけどレイプ願望のあるオジサンを狩る、というコンセプトが若い女性の間で大ウケし、今ロングセラーを達成しています。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます