第2話 戦う準備 心構えと訓練
戦う準備に必要なものは、何だと思いますか?必要なものは、「いつでも戦う」という、気力と準備運動です。気力で注意しないといけないのは、相手に殺気を感じさせないことです。相手に準備させないこと。
気力で鉄則は「ヒット エンド ラン」。そして重要なのは、相手が手を出すまで自分は何もしないことです。自分から手を出すのは愚の骨頂。どんなに挑発されても、先に殴ったり蹴ったりしないこと。先に手を出した方が罪に問われます。相手にジョブを打たせても、真の当たりを外させたりするには、冷静でないとできない。戦闘には観察力が要る。そのための準備を日々怠らないこと。
トレーニングは筋力をつけること、俊敏さ、動体視力を鍛えること。戦う技術を訓練すること。人体の仕組みをよく知ること。そのための武術。パフォーマンスの良い筋力というのは、ボディビルダーのような筋肉じゃない。使える筋肉は、しなやかで、見た目はそこまでではない。丸太のようなゴツい筋肉を目指す必要はない。特に日本人は、体格という意味で、西洋人よりもどうしても華奢になる。合気道の塩田権三とまではいかなくとも、体格の良さが強さではないので、適切なトレーニングでしっかり強くなろう!戦うと決めた今、これまでとは違う自分になる。喧嘩上等!
この教本はあくまで「集団の虐めのターゲットにならない」という程度で活用可能です。それ以上のトラブルは、個別にご相談ください。
(未成年は初回無料です。)
相談員:岬
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