第2話 そっと伝えたい
僕には今、ひっそりと心に秘めたる思いがある。それはとても儚くて、せつなくて、いつか言葉にしてしまえば、消えてしまうんじゃないかとまで思ってしまう思い。
僕だけしか知らない、誰にも打ち明けたことの無い思い。
でも僕は心に決めていた。
今日、必ず、この思いを口にすると。
きっと口にすると今まで通りではいられない。今までのて欲しかったことは、全てなかったことになる。
それでも、今日伝えると決めたのは、今日が最後だから。
今日で最後だから。
何がとは言わないけれど、今日で最後だから。
だから思いを伝えると決めたのだ。
ただ、いざとなって勇気が出ない。
手が震える。
心臓が早鐘を打つ。
それでも僕は、僕は、
「あのね、僕、ずっと君のことが───……。」
結末は、読んでいるあなたの心の中に。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます