日記に近い何か
ただの鷹
1
誰しも自分が「生まれてきた意味」について考えたことが一度はあるだろう。俺はこのことについて何回も考えてきたが、答えは見つかっていない。というか、生まれたきた意味など存在しないというのが俺の見解だ。
俺は創作物が好きだ。どんな創作物を見ても、そこには主人公が存在し、そいつは何か意思を持っている。その意思に従い、何かを成し遂げる。絶対的な悪を滅ぼしたり、恋敵に立ち向かい魅力的な恋人を手に入れたりと。いくらでも「生まれてきた意味」が存在する。だが、自分というちっぽけな人間にそんな大層な意思や意義があるのだろうか。いや、ないであろう。だって、俺はただ生まれ、このどうしようもなく続く今を消費し続けているのだから。何かのために生きるというのなら俺は、創作物を鑑賞するために生きている。
なぜかって?そこに自分の「生きる意味」を見出そうとしているからだ。だから、俺はこの世の創作物を読み、感じ、自分でも生み出そうとしている。これが俺の存在理由だからだ。「生まれてきた意味」ではなく、「生きる意味」である。ただ、そこに「存在していい」という安息を求めて。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます