カクヨムの隅っこで花咲く作品が、ちょっと書籍化するようです。

砂里えり(すなさと)

第1話 まずは本エッセイのタイトルから

 まず、このエッセイのタイトルから語ります。なぜか。

 それは、タイトルのこの部分、「隅っこで花咲く作品ですが」をどうするか悩んだからです。

 最初は、「底辺作品ですが」にしました。まあ、嘘じゃないと思います。あと候補として「駄作ですが」、「つまらない作品ですが」などなど。

 ほら、受賞時の星評価が12ですからね。一般的に見ても、ランキング上位の人気作品ではないことは一目瞭然なわけで。「自分の作品も参加したら受賞したんじゃないか」と、そういう書き込みも拝見しましたし。まあ、星12じゃね。そう思うわな。

 でもね、

 一生懸命書いた自分の作品を、自ら「面白くない作品」と言うのは、自分の努力に対する冒涜だと思うので、そこは言いません。

 それに、失礼じゃないですか。星を投げてくださった方にも、この作品を選んでくださった編集部の方にも。そんないい加減な作品を出したのかと。

 そりゃ、至らない部分は多々あると思います。でも、頑張って書いたものを出しています。一応ね、読者さんに読んでもらおうと花を咲かせているんです!


 ただ、「話題の超大作!」と言い切れるほど神経が図太くもございません。というわけで、ただの「隅っこで花咲く作品」とすることにしました。

 

 さて、他のエッセイでも話したことがありますが、私がカクヨムに登録したのは2018年7月、それから2年ほど放置し、本格的に活動を始めたのは2020年1月です。カクヨムコン最終日、まさに終了30分前に10万文字を一気にアップするという暴挙を行いました(笑)。読者選考とか何も分かっていなかったんですよ。

 そして、本格的にコンテストに参加するようになったのは2023年5月です。そう、カクヨムコンに初参加した2020年1月ではありません。

 それまでもコンテストにエントリーすることは多々ありました。では、2020年1月と2023年5月で何が違うかと言うと、それは気持ちです。

 活動を始めて3年間は、好きなように書いて、好きなようにコンテストに参加していました。書籍化に憧れがないと言えば嘘になりますが、声がかかればラッキーぐらいな気持ちです。


 このエッセイは、そんな私の気持ちがどう変わったのか、そして書籍化を体験して何を感じたのかを綴ろうと思います。

 決して書籍化のためのメソッドでも、創作論でもありません。

 星評価アップ、フォローアップ、pvアップを目指している方、何より書籍化を目指している方、ご希望に添えない自信があります。ごめんなさい。

 私にとって書籍化は指標の一つであり、手段の一つではありますが、目標ではありません。

 ここは、私が活動を続ける原動力を語るエッセイです。

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