メスガキ VS 騎士長セシル、開戦!!

 「はぁ……はぁ……」


 私は息を整えながら、目の前の騎士を見据えた。


 王都最強の騎士団を煽りスキルで半壊させることに成功

 《集団煽動(イグナイト・カオス)》で、騎士たちの士気を崩壊させる

 だが、唯一、煽りが通じない相手がいた──騎士長セシル


 「貴様……よくも我が騎士団を愚弄したな……!!」


 セシルは静かに剣を構える。


 金髪長髪のクール系騎士

 無駄のない完璧な剣技を持つ戦士

 精神力が強すぎて煽りが効かない、レイナタイプの厄介な相手


 「貴様のような小娘一人に、我らが振り回されるとは……だが、ここで終わらせる!!」


 「……っ!!」


 私は冷や汗をかく。


 ──やべぇ。


 騎士団には煽りが通じたけど、この女は別格だ……!!


 「なら……やるしかねぇか……!!!」


 私は拳を握りしめ、戦闘態勢に入った。


 ──メスガキ VS 王都最強の騎士長、決戦開始!!!


◇ 騎士長の圧倒的な剣技◇

 「行くぞ……!!!」


 セシルが地面を蹴る。


 ──ズバァン!!!


 「速っ……!!?」


 私は反射的に横に飛ぶ。


 次の瞬間──


 ドゴォォォン!!!!


 私が立っていた場所の地面が一瞬で粉砕された。


 「ちょおおおお!?!? 何その攻撃!!??」


 「貴様を捕らえるための全力だ」


 「普通に〇す気じゃねぇかあああ!!!!」


 セシルの剣が再び迫る。


 「ぐっ……!!」


 私は回避に専念するが、彼女の剣速は異常。


 ──スピード、パワー、技術、すべてが桁違い。


 このままじゃマジで負ける……!!


◇ 煽りが通じない相手◇

 「お前さぁ……そんなに全力で戦っちゃってさ……」


 私はニヤリと笑いながら、言葉を紡ぐ。


 「ねぇねぇ、悔しい?www」


 ──しかし。


 「無駄だ」


 セシルは全く動揺しない。


 「貴様の“煽り”の力は、心を乱すことで発動する。だが、私は揺るがん。」


 「ぐぬぬ……!!」


 煽りが完全無効!?!?


 「この女……本当に私の煽りが効かない……!!?」


 ──なら、どうする!?


 正面から戦うしかねぇのか!?


◇ メスガキ、初めての剣技◇

 「仕方ねぇ……!」


 私は地面に落ちていた木剣を拾う。


 「ふっ……私の剣さばきを見せてやるぜ……!!」


 「……貴様、剣が使えるのか?」


 「いや、全然!!」


 「なら、なぜ構える?」


 「だって……剣士っぽくてカッコよくね?」


 「貴様……本当にふざけた奴だな!!」


 ──次の瞬間、セシルの剣がこちらに迫る。


 「っ!!」


 私は反射的に木剣で受け止める。


 ──ズバァン!!!!


 「……お、おお!? 受け止めた!?」


 ──いや、正確には受け止めてない。


 私は剣を握る瞬間に、微妙にタイミングをずらして剣を滑らせたのだ。


 「……ふぅ、剣技なんて適当でいいんだよ」


 「適当な戦い方で勝てると思うな!!」


 セシルが再び突撃してくる。


 「くっ……!!」


 私は何とかかわしながら、考えた。


 ──このままじゃ勝てない。


 どうする!?!?


◇ メスガキ、本気の戦い◇

 「……仕方ねぇ」


 私は一歩後ろに下がる。


 ──これが最後の賭けだ。


 私はゆっくりと剣を構え、目を閉じた。


 「……貴様、何を企んでいる?」


 「……」


 私は静かに言った。


 「《煽りの言霊・最終式》──発動。」


 「何……?」


 次の瞬間──


 ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!


 周囲の空気が歪む。


 ──私の煽りは、相手の感情を揺さぶることで発動する。


 ──なら、相手の感情を直接支配できればどうなる?


 「セシル、お前さ……」


 私はゆっくりと口を開く。


 「本当は、私を斬りたくないんじゃねぇの?」


 「っ!?」


 セシルの動きが止まる。


 「お前は正義感が強い。だから、相手が本当に悪人かどうか見極めずにはいられない」


 「……な……に……」


 「ねぇ、私ってさ……本当に捕まえるべき相手?」


 「……っ!!!」


 ──煽りの力が、セシルの心に直接響く。


 「馬鹿な……!! 私は……私は……!!」


 セシルの剣が、止まった。


 ──メスガキ、ついに煽りで感情を操作する領域へ。


◇ 決着◇

 私は剣を下ろし、ゆっくりと前に進む。


 「……これで、終わりだな?」


 セシルの手が震えている。


 そして──


 「……私の……負けだ……」


 騎士長セシル、敗北宣言。


 「お、おおおおお!? 勝った!?」


 ──ついに。


 煽りの力が、戦闘すら超える領域へと到達した。

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