第8話:もし敬語しゃべったらエッチ先延ばしするから。

って本当は未成年なんか関係なく俺は堕天使とエッチがしてみたかったんだ。

いっぱい拒否っといてそれはないかもしれないけど・・・。


「ありがとうござい、あ、ありがとう・・・好きな人とエッチすることが私の

生命維持の素だし悪魔にならない唯一の方法なの・・・それが私のルーティーン」

「だから、まずそこからね?それに体の相性ってとっても大事だと思いません?

あ、思わない?・・・あ〜もう面倒くさいから」


「慣れて慣れて・・・頑張って慣れて?・・・今後は敬語禁止」

「もし敬語しゃべったらエッチ先延ばしするから・・・」


「そんなの卑怯で・・・卑怯だよ・・・先延ばしなんて言わないでして?

エッチして?お願いっ・・・私を悪魔になんかしないで」


「またまた、そうやって男心をくすぐるような可愛げなセリフを口走る」


「だって敬語使うなって言うんだもん・・・」


「たしかに・・・でもそのほうがいい」


「ちなみにコウキチさん、堕天使とか悪魔とかとエッチしたことあるの?」


「ないよ・・・堕天使や悪魔に出会う機会すら普通ないだろ?君とだって

初めて会ったんだから・・・」

「あっあるわ・・・悪魔とエッチしたこと・・・」


「え?あるんだ?」


「あのね風俗のネエちゃんに悪魔みたいな女がひとりいるんだわ・・面白い

ネエちゃんでさ・・・手を抜くと悪魔みたいな形相で怒るんだわ、あはは」


「そんなのどうでもいい」

「早い話、誰とでもいいからエッチした経験あるのって聞いてるの」


「ああ・・・まあ、そりゃね、童貞捧げた子の顔は覚えてるけど」


「思い出さなくていいからね・・・エッチの経験があるかどうか知りたかった

だけだから・・・コウキチさんが私とのエッチ、初めてだったらちょっと心配

でしょ?」


「よかったな、俺が経験者で・・・」

「あのさ、ルーティーンって言ったけど毎日決まった時間にエッチするつもり?」


「そんなの、どこのカップルでも夫婦でも普通は毎日するでしょ?・・・1度くらいエッチしたって私の細胞には影響ないんだよ、それじゃ意味ないの」


毎日はちょっとな・・・こりゃ大変な女を召喚しちゃったな・・・。


「毎日ってさ・・・せめて土日とかにならない?平日は俺仕事とかで疲れてるし」


「毎日エッチしないでいて私が悪魔になっちゃってもいいの?」


「それも困るな〜・・・ルルシフルちゃんがサキュバスみたいな悪魔になったら

エスカレートしかねないからな・・・1日に何回もエッチしてって迫ってこられたらいくつ体があったって足りないよ・・・それはなんとか防がなと・・・」


「あの、私にタメ口でって言ったんだから、私のことルルシフルって呼んで?」


「お、そうか・・・分かった、ルルシフル」


「じゃ〜早くエッチしよ、コウキチ・・・」


「いいよ・・・じゃ〜ルルシフルが悪魔になっちゃう前にご要望にお応えしよう

かな?・・・エッチしてちゃんと契約成立させないとな」

「だけど今夜はさすがに遅いから・・・今から風呂の入ったりしてたら夜中に

なっちゃうだろ・・・俺、明日仕事だから・・・エッチは明日の夜まで待ってよ

・・・我慢できる?ルルシフル」


「うん・・・我慢する・・・コウキチが帰ってくるまで、ひとりエッチしながら

待ってる」


「え〜?それやって意味あんの?・・・悪魔になること少しでも止められるとか?」


「もし、ひとりエッチして悪魔にならないならコウキチに召喚されなくてもいい

じゃん・・・それにエッチしてもらわなくても・・・」


「じゃ〜ティッシュの無駄遣いしないで大人しく待ってること、いい?」


「分かった」


つづく。


エッチって言葉・・・たくさん書きましたが、こういう言葉は何度も書くと、

麻痺してなんとも思わなくなってきますね・・・よくないですね、そう言うのは。


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