3月21日 チャリティイベント
「お兄ちゃん、拓海くんのためにお金集めるの、何かできることないかな?」
「うーん、どうやってみんなにお願いするかが難しいんだよな。募金活動とか、チャリティイベントを開くしかないんだけど、それってうまくいくのかな……?」
うーん、あ、いいこと思いついた!
私が「じゃあ、私が手紙を書いてみんなにお願いするよ! 近所の人にいっぱい配るの!」って言ったら、お兄ちゃんは「ありがとう、莉奈。それなら、みんなにもちゃんと伝わるね」って微笑みながら言ってくれたよ。
その後、私たちはお父さんとお母さんに話をした。お父さんは「募金箱を町内に置いてもらえるかもしれないな」って言って、お母さんと何か難しそうな計算とかをしてたからよく分かんなかったけど、がんばって聞いた……!
次の週末、町内で小さなチャリティイベントを開くことになった。私は手紙を何枚も書いて、近所の家に配って、お兄ちゃんと「拓海くんを助けよう!」というポスターを作ったよ。お父さんとお母さんもイベントに参加して、募金箱を持って呼びかけてくれた。
拓海くん、早く元気になってほしいな……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます