6話 お寝坊さんその2

 3人は次の部屋へと向かう。次は、頭はいいけどちょっと、いや。結構抜けてるポンコツ具合が可愛いけど、しっかりしているヤツを起こしに行く。


 ーー コンコン、ガチャ。パタン


千聡は、自分の軽さを武器としてベットでスースー寝息を立てている男へダイブ。カエルのような悲痛な声と同時に叫んだ。


「ぐぇっ…!」


「ほら!こうた朝だよ!!起きろーー!」


「あぁ、さすがに可哀想すぎる……笑」

「裕翔もうアレはしょうがないよ。笑」

「けいちゃんは何気にこうたには辛辣だよね(苦笑)」

「そうかなぁ?」


千聡と千聡にダイブされ苦しそうにしている坂崎光太郎を眺めながら裕翔は恵の光太郎への辛辣な言葉を発した恵の絶対に分かっていてやってるな。というおとぼけ「そうかなぁ?」にまたまた苦笑いで返し、ベットの上で攻防している2人を見つめた。


「じゃぁ、ちぃこうたを頼んだ!」


「えっ!?なんで、僕おじさんの相手!!?やなんだけど!!」


「おい、俺はそんなに年取ってないしちぃと1歳しか変わらねぇ~ぞ」


「学生にとっての1歳は大きいの!!」


裕翔の問いかけに千聡が反論しそれに対して反論した光太郎の攻防戦が始まり、完全な二人の世界で言葉の攻防を続けている2人を見た恵と裕翔は再び部屋の扉に手をかけ廊下へ出ることにした。もう1人の寝坊助を起こすために。


「仲良さそうだしそのまま放置していいでしょ。ほんとーにあの2人は兄弟みたいだよね〜」


「裕翔の言ってることなんとなくわかる気もする笑

実際こうたも可愛がってるし。」


「あーわかる!なんか、小動物かわいがってるみたいな感じで可愛がってるよね~」


「それ、兄弟みたいっていうの………???」


そんな言葉を交わしながらお寝坊さんである最後の1人を起こしに向かった。




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