第27話

高校、大学と、確かに彼女は…いた


来るもの拒まず去るもの追わず


その典型とも言える俺は

彼女って存在に

何かを見出す事が出来なかった


それは、今でも変わらない


たいして俺の事を知らない女が

俺を好きだと言う


一体、俺の何が好きなのか


顔?身体?

数回挨拶程度の会話をしただけじゃ

俺の性格なんてわからないだろうし


それでも、

好きだから付き合って欲しい


そう言ってきた女に


俺、好きとかよくわかんないけど

それでもいいなら


そう言って付き合いが始まる


一番身近に接してきた女の子は

小さな里香だったから

俺の中で


女の子には優しくする

願いは出来る範囲で叶えてやる

頭を撫でて褒めてやる


そう言うもんだと思ってきた


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