心理テスト 〜海〜
学生の頃たびたび心理テストブームが来てみんなでワイワイ大盛り上がりしたのを覚えています。その類の書籍もたくさん出てましたし、TVで取り上げられたものを翌日友人と出題しあったりもしてすごく楽しかった思い出。
大部分は忘れてしまいましたけど唯一覚えているものについて書いてみようと思います。
■『海』と聞いて直感で思い浮かぶ形容詞はなんですか?
形容詞はあれですよ、言葉の最後が〝い〟で終わるやつですよ。〝嬉しい〟とか〝まずい〟とかそんな感じのね。こういうのはあまり考えこまずにインスピレーションでパッと思いついたものがいいですね。
例として友人の回答を書いておきますと、
「綺麗なところは綺麗だけど汚いところは汚い、かな!」
……って答えてくれました。「形容詞……?」と首を傾げなくもないですが、答え合わせをしたらみんなで大爆笑。これ以上に面白かった回答を私は知らないです。(笑)
ということで。答えはこのページの最後に書いておきますので、『海』といえばで思いつく形容詞をぜひ考えてみてくださいね。
さてさて、私の回答を書いてみます。
海に対する私のイメージは「怖い」です。怖い、深い、底が見えない……そんな感じ。
あまり良いイメージではないですね。なんでなんだろうと思うけど自分でもよくわかりません。なんでなんだろう……前世で溺死でもしたのかな。しらんけど。
「海と山、どっちが好き?」なんて聞かれたら迷わず「山!」と答えますし、まあ緑が好きなんでね、森林浴とか最高だなーと思ってます。山の空気好き。
とか言って、十数年前に家族で大山登山をした際は真っ先にハンガーノックになってしまったんですけどね……子どもより先にダウンするって体力なさすぎ。
それでも風の吹き渡る高地や健気に咲く高山植物にはすごくすごーく心癒されました。
空や雲に手が届きそうなほど近いのって無性にワクワクします。もっと楽に来られたらいいのにー。(運動しようりつかさん)
対する海ですが……うーん、海……。
元々カナヅチだったんですよね私。泳ぐ以前に顔を水につけられない。
お風呂で髪を洗うのだって大騒ぎです。幼少期は父親の胸あたりに衣類(その日着用していて洗濯予定の服)を当ててそこに隠れる勢いで顔をくっつけてしがみついてました。そうすると上からお湯をかけてもある程度は服が水分を吸収してくれるから顔が濡れないんですね。服がぐしょ濡れになったってどうせ洗濯するから問題ないし、僅かな隙間があるから私は息ができるし。
で、父が大急ぎで髪を洗って流してくれてたなって……。
――これ、今思い出しましたよ。今の今まで忘れてた。なんか結構恥ずかしいこと書いてる気がする……! あああああ!
よ、幼児期の頃のことなので見逃してください。っていうか私自身は昔のことすぎてもう全然他人事みたいだしっ!(笑)
なおシャンプーハットはあまり使った覚えがないのでおそらく私には合わなかったんだと思われます。
なんの話だ。そうだ、海だ。そうそう、私カナヅチだったんです。
水泳の授業が死ぬほど嫌いでね……水泳がある日は朝からお腹が痛くなるんですよね。当時『学校を休む』という頭がなかったので嫌々ながらも登校して、死んだ顔でプールに入ってましたけども。
でも小学三年生の頃だったかな、今考えても本当に謎なんですけど……順番が来てプールにドボンって入った瞬間「あっいけるかも」って思えたんです。
それで蹴伸びしてバタアシして、ほんのちょこっとだけど水に潜ることができました。
「やった、およげたー!!!!!!」
……いやいやいや。
全然、「「「泳げた」」」なんてレベルじゃなかったよあなた。(笑)
でも当時のりつかちゃんは大歓喜。だって急に顔を水につけられるようになったから。授業の最後の自由時間に何度も顔をつけては「およげる!(※泳いでない)」とニッコニコでした。
で、チョロいりつかちゃんは「プールたのしい!」ってなって、帰宅後母親に「スイミング習いたい!」とお願いしました。
――これは大人になってから聞いた話なんですが、母は当時の担任から私のことを「プールのある日だけお腹が痛くなると嘘を言う子」と言われたそうです。それで母大激怒。「嫌すぎて本当にお腹が痛くなってるんです」と言い返したらしいけど向こうは聞く耳持たずだったとか……。
そんなところに私がウキウキと「スイミングやる!」と言ったものだからそこからの話が早い早い。(笑)
数年通って、なんとバタフライが泳げるまでになりました。次の級が四種メドレーでタイム内に泳ぎ切るみたいな内容になったので、速く泳ぐことに興味がなかった私はそこで終了。
そんな経緯で、一応、泳ぐことはできます。中高の体育は水泳で単位取ってたと言っても過言ではない……!(体育は万年『3』の人)
でも所詮プールで覚えた泳ぎです。
話を海に戻しますが、海は波があるし深さも急に足がつかなくなったりするし……なんかすごく「敵わない」って感覚があるんですよね。平らで凪いでるプール仕様の泳ぎで勝てるわけがないんだよぅぅ。
海は泳ぐよりも砂浜で貝殻探してる方が好き。(笑)
入り江を周遊する遊覧船に友人と乗りにいったことがあります。
その日は良いお天気で波も穏やかだと言われましたが、もう、どこが!?
船が前後に大揺れするんだけど!
生きた心地がしなくてずーっと友人にしがみついてましたよね……。船の上から見た海の色が深くて底が見えなくて……私の『海』のイメージはそれが強く印象づいてる気もするな。
海は、私は本当に結構です。陸地から眺めてるだけで十分です。
でも波音とか磯の香りは好きなのでー。波打ち際を動画で撮っておいて自分だけの癒し動画にしたりはしてます。波の音は落ち着くねぇ……。
――というわけで。
『海』の形容詞は思いつきましたでしょうか。広い、大きい、青いあたりが多いかな?
それでは回答を書きますね。
『海』と聞いて直感で思い浮かんだ形容詞。それはズバリ、
『まわりから見たあなたの印象』
だそうです!
どうでしょう、合ってますか? 心理テストではあるある系の回答かなーとは思いますが。もし心当たりなくても怒らないでー。(笑)
これに照らし合わせると私は怖いことになりますね! 怖くて深くて底が見えないらしい……一体どんなふうに見えてるのかなーふふ。
――――――――――
鳥取の大山と沖縄の海
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