🌟四つの属性「火・地・風・水」

 星を読む際に使う区分がいろいろあります。

 その中のひとつが四区分。ファンタジー創作でもお馴染みの四元素エレメントです。

 占星術では『価値観』を表しています。


 火:おひつじ座・しし座・いて座……直感・情熱・精神性


 地:おうし座・おとめ座・やぎ座……安定・成果・現実性


 風:ふたご座・てんびん座・みずがめ座……思考・知識・客観性


 水:かに座・さそり座・うお座……感情・愛情・共感性


 例えばおひつじ座やしし座は火の星座なので直感や情熱を大事にしますし、かに座やうお座だったら水の星座なので感情や共感性を大事にするといった感じです。




 星座を四属性で分けるのは星占いの方でもまま見かけます。

 私が幼少期に買ってもらったのが『星占い入門』という子ども向けの書籍でした。夢中になって読み耽っていた本ですが、こちらでも星座に四属性を割り当ててあり、それぞれに見合った架空生物(というか妖精?)のイラストが描かれておりました。


 火は『サラマンダー』。


 地は『ノーム』。


 風は『シルフ』。


 水は『ウンディーネ』。


 少々うろ覚えですが確かこのラインナップだったかと……。これだとサラマンダーだけ動物(火トカゲ)ですけれども多分人型をしていた、ような気がする……? (女児向けのハードカバー書籍でしたし)

 私の太陽星座は地属性。なのでこの四種類の中だとノームになります。

 でもねぇ〜〜私はシルフかウンディーネがよかったんですよね。理由は「可愛いから」。

 ノームはなんか地味でパッとしなかったんですよ……髪もショートカットだったしなぁ。(ロングヘアが好きだった少女時代。笑)

 幼いりつかちゃんには軽やかなシルフや美しいウンディーネがとてもとても魅力に見えたんですね。今でこそ素朴なノームもいいじゃない可愛いよって思うんですけどね。




 ここで占星術に照らしあわせてみるんですけど、占星術で特に重要になってくるのが太陽星座と月星座、それにAscアセンダントの三つです。

 私の太陽星座は地属性ですが月星座は水属性、そしてAscは風星座だったりします。バラバラ〜。

 そして十個の天体でどの属性が一番多いかというと火属性なんですね。

 属性全部じゃん。ウケる。


 多分、どれかひとつに偏っていた方が考え方の癖やら決定力やらは迷いがないと思われます。が、私のホロスコープはとにかく「バランスを取れ」と言われてるみたいな配置でしてね……。

 行動の遅さや思考の遅さ、ついでに遅筆なのもぜーんぶこのへんが関係してるのではと思ったりする。(※責任転嫁)

 全てをひと通りさらったうえで、より良いものを選ぼうとする感じかな? しらんけど。




 三区分というのもあります。

 こちらは『行動パターン』を表します。


 活動:おひつじ座・かに座・てんびん座・やぎ座……物事を始めるのが得意、だが継続しない。


 不動:おうし座・しし座・さそり座・みずがめ座……現状維持や繰り返しが得意、だが変化に弱い。


 柔軟:ふたご座・おとめ座・いて座・うお座……変化に対応するのが得意、だが始めるのは苦手。


 活動星座が『熱しやすく冷めやすい』だとすると不動星座は『熱しにくく冷めにくい』で、柔軟星座は『来る者拒まず去る者追わず』になりますかね……。多分ね?


 四区分に三区分を組み合わせることで、その星座『らしさ』が出てきます。

 同じ火属性でもおひつじ座は「考えるより先に身体が動く情熱の人」だし、しし座は「情熱を持ってどっしり構える人」になり、いて座は「状況に合わせて立ち回る情熱の人」と言えるかと。


 私はこれを創作キャラの性格づけに使ってます。

 人間は多面性のある生き物なのでTPOによっていろんな面が出るのが当たり前ですが、創作キャラは「情熱の人」とか「知性のある人」などひとつの属性に偏っていた方が動かしやすい気がするんですよね。書くのも断然書きやすいなーと思ってます。(※個人の感想です)




――――――――――


うちの創作キャラを三区分に当てはめたまとめ画像

https://kakuyomu.jp/users/ritka/news/16818622172886478048

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