来歴③
プロフは大抵『絵文書き』と称することが多いです。文字数に余裕があれば『絵描き寄りの絵文書き』とか。『絵描きが文章書いてるタイプの絵文書き』とか。(カクヨムはこれ)
絵描きを名乗っててなんで小説書いてるの?
なんで漫画を描かないの?
SNSだと特にその圧を感じます。漫画創作だったら読むのに、みたいな。
でも私の場合は文章で綴りたいと思ったから小説という媒体を選びました。漫画で展開したいと思ってたら始めから漫画を描いてるよ……。二次創作のときは漫画で活動してたんだしー。
私にとって一次創作は小説、二次創作は絵と漫画という図式が強く染みついてます。これは多分、初めての一次創作が小六時に書いた小説もどき、初めて描いた二次創作が某王道RPGの漫画だったからだと思われます。
なので自創作世界の話は小説で書きたいんですよね。そしてセルフ二次として絵や漫画を描きたい。
実は二次創作での活動時、薄い本はほぼほぼ漫画を描いてたんですけどネットでは小説も書いてました。
自分ではどちらもまあまあ書けてるなーっと思ってました。
「私って絵描き? 字書き? どっち?」
なーんて、まあ調子に乗ってました。(お恥ずかしい……)
ところが一次創作界隈に来てその鼻はポッキリ折れました。新しく繋がった字書きさん方がみーんな、素晴らしすぎる筆力をお持ちだったんです。
……お世辞じゃないですよ。雷に打たれたような衝撃がありました。ほんとにすごい……!
ああ、字書きというのはこういう方たちを指すのだと思いました。それに比べたら私なんてもどきです、もどき。月とスッポン。雲泥の差。よくもまあのうのうと「私って字書きかなぁ」なんて言えたよ!
素敵すぎる字書きフォロワさん方にどうにか少しでも近づきたくて、ずっっっと試行錯誤してます。が、書けば書くほど「私は字書きではない」と思い知らされて溜息が出ます。小説、奥が深い……。
……そんなこと言ったら絵や漫画だって奥が深いですけれど。
世の中にはすごい絵描きさん方がたくさんいらっしゃって、一目でハッと惹きこまれる作品や細部に神が宿る作品が星の数ほどあります。どれだけ描いても毎回「うーん……」ってなる私がその域に辿り着くことはおそらくないでしょう。寂しい……。
大体絵も文もどっちも欲張って手を出しちゃってるのがあれですよね。二兎を追う者は一兎をも得ずですやで。はぁ……。
それでも私が自らを『絵描き』と言い張るのは入試をクリアして美術系の学校に通った、ちゃんと単位を取得して卒業したという経歴を持つからです。学校出てるくせに絵描きじゃありませんなんて、逆に言えない……。
なので私は『絵描きが文章書いてるタイプの絵文書き』です。これが一番しっくりくるー。
ということで、これで大体私のことは書けたかなーと思います。長々と自分語りを失礼しました。
ええええ偉そうな感じになってないですか!? 上から目線で書くつもりはないんですがなんかそんなふうに見える文章になってたらすみません……!
次からはどんなふうに自創作世界を作っていったかを書こうかなと思います。
よろしければ引き続きお付き合いください。
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