第3話
差し出された金属バットを凝視していると、無理矢理私の右手にバットを押し付けた杏ちゃん。
「アンタ今日は、私のアシスタントだよ」
--‥アシスタント?
「返事ッ!」
バットと杏ちゃんを交互に見ていた私は、大きな声にびっくりして思わず‥
「う、うん」
「よーし、じゃあ気合い入れていくよ!!」
なんだか巧く言いくるめられたみたい。
「付いて来な!!」
「は、はい!」
今更断る訳にもいかず、意気揚々と歩き出した杏ちゃんにバットを持って付いてく他なかった。
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