第30話 解体と建設とダンジョンと

こうして5階層探索をした日に業者のリストアップ

聡とかなみが手分けして5社ほど見積を依頼する。

だいたい200万くらいはかかるだろうと聡が教えてくれた


ついでに新しく建てる業者で建て替えという形を取るといくらになるかも確認の為

聡がここにも聞いてみようと3社ほど見積を出すように依頼

新しく建てる家についてもサラリと希望を言って見積を出すようにした。

で、遺産として相続する土地だからというと

解体分は別に見積が欲しいと建て替えの業者には話をした。


こうして解体工事と新築工事の話を家族で話し合う

紗友里は主に自分の部屋について

フランソワも自分の部屋の希望を出してもらう

かなみと聡は広いリビングと快適な寝室と物置部屋を2つ

あとは普通に暮らせる家であれば問題ないと


あとは、登記に関しては自分たちですることに

かなみがCADを使えるので複雑な形じゃなければいけるからと

ネットで見たがなかなかの節約になるのだ


そんな感じでフランソワが暇そうに紗友里に甘えるので1階層ならと紗友里と共に散歩の許可が出た。

時間は45分間のみ

あんまり長いと心配になるからという理由だ


そしてこの日の夕食は

伊勢海老をお刺身にして

イカを焼いた

大根を千切りにして添える

わかめときゅうりとツナを和えて青じそドレッシングをかける

紗友里はお肉が食べたいというのでサーロインステーキを薄めに剣でカット

包丁では上手に切れなかったのだどーにかこーにか3mmほどにスライスしたお肉を焼くと焼き肉のたれで食べる紗友里

最高の贅沢な夕食だった


こうして2週間ほどの時間が経過した。

解体工事は開始され業者は解体業者と建築業者は別となった。

かなみと聡は新築の為の話し合い

紗友里は高校の勉強を早めに終わらせる為PCに向かう

フランソワだけ暇だった。


フランソワにマジックバッグを使えるようにこの2週間ちょこちょこ練習した。

無事に習得したフランソワはマジックバッグを首に下げてもらい

1階層のダンジョンへ出かけて行くのだった


そこから1週間ほどで粗方新しい家の間取りなどが決まった。

既にダイヤの代金は通帳に振り込まれていたのでそこから1回目の代金も解体工事に支払われたあとは完了後だ。

キッチンやお風呂トイレなども決めないといけないのでそこは3人とも出向き

ショールームを回る


解体業者が決まり開始され建築業者とのやり取りの合間に5階層は制覇できた

ボス部屋がいつもと違った

紗友里いわく

5階とか10階とかでちょっと区切りのような形で集大成を出してくるダンジョンなのではないかと推察すると


そう、過去のボスたちが全部出たのだ。1体ずつね。

倒して終わったー1階層と変わんないね~なんて話していたら2階層の蜂のデカいのが出て紗友里の具合が悪くなってしまった。

その後3階層の魚のボスが出てこれは4階層のもこの後出ると確信したのだ


こうして、フランソワ以外全員のレベルが上がり

かなみ Lv.26

聡 Lv.30

紗友里 Lv.24

となった。


手に入れたアイテムは武器やマジックバッグだった。

聡念願の剣が手に入ったのが一番の収穫だった。

マジックバッグがもう一つ出たことで聡も武器の出し入れが簡単になりかなみが一番喜んでいた。

紗友里用の魔法の杖のようなものも出た。

某魔法学校の映画のようだとかなみが呟いたのは当然だった

あとは、宝箱から前回のダイヤの10分の1程度のダイヤモンドが3つビロードの巾着に入って出た。


中のダイヤを見てこれで目標金額達成しちゃったんでない?と顔を見合わせるかなみと聡だった。

紗友里は嬉しそうにフランソワと握手していた。


そして、今回のボス戦後紗友里が嫌悪感を抱くものに対しての魔法を開放したらしい

文字で見た時は関係ないと思っていたらしいがどうやら色々調べるうちに使える物だと気づいたということだ

その名も〈貴族の嗜み〉なんとも意味がわからん魔法である

説明書きによると

感情を表に出さないようにし冷静さが保てる嫌悪感を無視する

反動で表情は動かないと出た


良く見つけたねーとみんなで驚いたのだった。

そして、一応かなみとフランソワと共に4階層のキラービーとかいう蜂を探しに行ったのだ

結果は問題なし

能面のように表情は動かなくなるが具合が悪くなることはなかったので

はちみつを無事にゲットして家に戻ってきたのだった。


業者との打ち合わせが無い日にダイヤは昔かなみが持っていたアクセサリーに加工して買い取りのお店に行った。

2つはちょっと古めのデザインの指輪とネックレスに

1つのダイヤははかなみが持っていてもおかしくないネックレス4つに作り替えた

1つのダイヤがデカすぎるのだ。

かなみが持っていること自体大金持ちと印象づけてしまうための苦肉の策だ。


紗友里の錬金で小さなメダルを足して作り変えてもらった。


家を建てると話て自宅の不用品も買い取ってもらおうと思っていると

それとなく領収書を分けてもらう。

古めのデザインの2つは相続の手続きで領収書が必要と話した。

こちらは全部で500万を超えた

小さなメダルも買い取ってもらって総額8,905,223円となった


かなみの持ち物ということにした宝飾品は全部で88万ほど

金でできた部分が大きいとのこと


振込で受け渡しを約束して帰宅

PCに金額をメモ

ついでに解体の請求書も入力する。

ついでに簡単に計算も出して置く 株と葬式費用と市からの補助金で0

買い取ってもらった金額の総額が75,213,983となっているのでここに解体費用を引いて73,233,983円となり

土地の評価額は600万が+されるのでここで換金ストップとすることにした。

相続の一覧を作り税金を支払いかなみの実家関係は終了したのだった。


そして、かなみは発熱した。

知恵熱だろう普段使わない頭をフル回転だった。

なんなら両親が亡くなってから休む暇なく動き回る結果となった

聡とフランソワが心配そうに看病と思っていたのだが

紗友里の治癒によりすぐに解熱


「「素晴らしい」」とかなみと聡が呟いた

フランソワもかなみに頭をこすり付けて甘えた










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