1-5

-MS工房-


親方

「はぁー!?機体を水陸両用にしてほしい!?」

「そう、実は元帥にちょっととした依頼を頼まれてね、小型か中型の戦艦と大きな物を引き上げるクレーンアームを借りたいけどいい?」

親方

「それは、ーー」


悠は、二日前に元帥の話を説明した。親方は内容を聞きながら驚き、この近くに落ちてくることも教えた。


親方

「なるほもな、その落ちてくる衛星にひっついているカプセルの回収か、確かに重要なことだな、しかしだ、そのカプセルが何なのかわかっているのか?」


カプセルが何かに?そう聞いてきた親方にたえして悠は一度黙り手を顎に当てて答える。


「ん〜、多分だけど、あのカプセルは“脱出用ポット”だと思う」

親方

「脱出用?」

「そう、多分それであってると思う」


脱出用ポット そう答えた悠は、親方なぜと思ったのか説明した。


「確証はないけれど、映像見る限り卵型で後ろにはブースターのようなものが映っていて、よく見ると左右には翼のようなものも映っていた。たがらあれは、脱出用のカプセルだと思っている」

親方

「なるほど、…ところでいつおちるだ?何処に落ちるのかわかってるんろ。」

「場所は完全に予想になるけど、今日含めて三日後、三日後に落ちてくるのはわかってる」

親方

「三日後か、……うし、じゃあさな間だに仕上げておくよ」

「お願い、そしてありがとう」


親方は、三日ほど徹夜だなといいMSのところに向かった。

悠は、バイクに乗り拠点である家に向けて走り出し街中に入っていった。数分あたりで拠点の家につき中に入り、自室にあるパソコンを起動させ親方に話していたカプセルを映し出した。そこで悠は机からUSBを取り出しパソコンに繋げ調べ始める。いくつかのデータを照らし始めてから数秒、一つのデータから一致するものを見つけたことに確信をして、悠はゆっくりと椅子にもたれかかった。


「やっぱり脱出用のポットか、でも何で脱出用ポットが流れ着いたんだ?あれは指定した場所やAIの操作で“安全に飛ぶようになっているはず”、オートパイロットでも簡単に避けれるはずなのに何で?」


悠がそう考えてる一方、親方達が作業中に突然元帥がやってきた。


元帥

「やぁ、ご苦労様」

親方

「なっ!、げ、元帥、来るなら来るで連絡してくれよ」

元帥

「いや〜すまないなぁ、突然きてしまって、ん?これは」


元帥は、ガンダムに置かれてるパーツを見る。ランドセルや肩には水中用のハイドジェットユニットが装着されており両脚部には、水中用の推進器が取り付け作業中である。


元帥

「水中用に換装しているところか、相変わらず仕事が早い、さすがだな」

親方

「まーな、で、突然やってきてどうしたんだ、いきなり来るなり」


親方は、元帥の顔を見るなり


親方

「何のようできたんだ?」

元帥

「……ふっ、なに、ただで来たわけじゃない、少し頼み事をしにな」

親方

「?何だ」


元帥の頼み事、それが何なのか親方は内容を聞き了承する。

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