第4話

チートな加護って何だ?

って、勇者を手伝えって何の事だ


「ウグオォォッ?」


気が付いたら

俺の腹は巨大な黒い剣に刺されていた


俗に言う

串刺しだ


恨むぜ神様


「チックショウ‼いきなりクライマックスじゃないかっ‼」


俺は大声で叫んだ



だが、そんなに痛くない


神様の加護か?


無理矢理送り出したんだから

そのくらいはしてくれても良いだろ


「ラート!」


下をみると青髪の少女と

体格の良い四角顔をした戦士っぽいやつが叫んでいる


「ラート!今行くぞ」


どうやら仲間らしい



って、俺を串刺しにしたヤツ強そうだぜ?


3メートルくらいのタッパがあるな


まるでヒグマだ



でも、ナゼか負ける気がしない


神の加護もらったしな



「来るな!俺がやる!」



この剣がジャマだ


俺は剣を拳で殴り砕いた!



「極真空手をナメンナヨ」


喧嘩で負けた事は無いんだっ!



「バカな⁉魔剣が!」


魔剣?こいつ悪魔か?

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