僕は R-15
いつから疑い始めたのか
君から漏れる声
音
フォルム
すべてが嘘のようで
手を伸ばしても届かない
触れたくて
触れたくて
心がまだ叫んでる
「マダタリナイ」
だからぼくは
声を塞いだ
音を塞いだ
潤んだ瞳と目を合わせ
その熱さから逃げたくなくて
熱を絡め抱きしめた
あの頃と何ら変わらぬ
赤い顔
起こったかをに
泣いたかを
全てに腹が立って
震える体に真紅をつけた
「隠さないで」
君に触れれば何かが変わる
少しずつ触れた肌から
熱が奪われていく
引き寄せられていく
もっと
もっと____
胸が高鳴る
僕は君を引き寄せた
潤んだ瞳が僕を捉える
近づくたび荒れて
(Je t'aime de plus en plus)
隠さないで
(Je t'accepterai)
欲望のままに
(C'est normal de se sentir mieux)
ここは僕らだけだから
熱を絡めて声を塞いだ
潤んだ瞳は
虚空を見つめた
「僕を見て」
君の爪に逃れられぬまま
君となら
空だって飛べるだろう
すべてが溶けた
__________
2025年1月19日
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