第17話

飛び付きたくなるのをなんとか堪えて響輝のもとへ寄る。すると響輝は私の腰を自分の方へ引き、チュッと頬にキスした。


「……っちょっと、響輝!」


「ん?」


ん?じゃなくてっ!


「こんなところでしないでくださいっ!」


「ふっ、じゃあ家帰ったらいいのか?」


「そういう問題じゃっ……!」


「クックック」


顔を真っ赤にして怒る私に対して喉を鳴らして笑う響輝。


「おやおや、相当やねんな~」


「ほんまにね。羨ましいわぁ」

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