12 紙

 そして次の日。


 ソファで寝た二人は起きるなり、自分がどこにいるのかが一瞬分からなくなり……互いの顔を見て、すべてを思い出した。


 それで伸びをして、そして、気付いた。




 テーブルの上に、見覚えのない一枚の紙。




 真新しい、A4のコピー用紙。




 何かが印刷されている。




 最初に気付いたのはエリスで、景虎を少し、怪訝そうな顔で見てから、紙に視線を落とす。すると、その顔から徐々に、起きたばかりの緩さも何も吹き飛んでいって、微動だにしなくなる。




 その様子を見た景虎も、何事かと紙に視線を落とす。




 そこには素っ気ないフォントで、こう印刷されていた。




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【シナリオ名】

はじめてのポストアポカリプス


【難易度】

Noob


【シナリオ開始時期】

滅亡後1年:2026年5月5日


【クリア条件】

原因解明


【失敗条件】

死亡


【報酬】 1つ

normal すごい車

hard すごい武器

insane すごい異能

nightmare すごいNPC


【備考】

まずはポストアポカリプスの基本を学ぼう!


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 数分間。




 その紙を何度も読み返す。




 やがて顔を上げ、視線を絡み合わせる。




 そして景虎は呟いた。




「ヌーブ……だと……?」

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