白銀生徒会の4人

ゐろは

プロローグ

ここは、都会にある名門私立高校「白銀学園」。生徒会のメンバーたちは、この学院の運営を支える重要な役割を担っている——はずだった。しかし、この学院の生徒会は、少しばかり…いや、かなり風変わりなメンバーたちが揃っている。


登場人物


楓(かえで)


生徒会書記を務める楓は、見た目も仕草も完全に可愛らしい女子生徒。しかし、実は男の子。彼自身、女装が好きで、それが彼のアイデンティティでもある。人懐っこい性格で、場を明るくするムードメーカーだが、自分の秘密がバレることを異常に恐れている。澪に対しては特別な感情を抱いているが、それをうまく言葉にできない。


澪(みお)


生徒会副会長。冷静沈着で、切れ味鋭い発言が特徴だが、過去に兄から受けたいじめのせいで、自己肯定感が驚くほど低い。にもかかわらず、時々口が悪くなり、周囲を驚かせる。楓に対してはなぜか心が揺さぶられることが多く、彼の仕草や笑顔に不意打ちを食らうことも。


碧(あおい)


生徒会長。優秀な双子の兄に常に比べられて育ち、自分自身も優秀であらねばならないというプレッシャーを抱えている。しかし、その苦悩を見せることはなく、常に冷静かつ的確な判断を下す。責任感が強いが、時折自分の感情を抑え込みすぎてしまう。


大地(だいち)


地方の農村から都会の私立高校に転校してきた生徒会の新人メンバー。彼は、生まれ育った村の古い慣習に疑問を抱き、自らの意志で都会に出てきた。素朴だが芯が強く、農業の知識が豊富で、地元の文化も大切にしている。身長が高く、筋肉隆々の体格で、その存在感は一目でわかる。

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