残星
星るるめ
憧星
ああ 勝てっこないよ
ありがたいほど健やかで
壊れてないし痛みもない
忘れてしまえるくらいの
浅い傷と生ぬるい不幸を並べて
ありふれた人生を
どれだけ飾り立てたって
そこに
崇められるような特別はなく
尊ばれるような儚さもなく
どうしたって僕は
この浅瀬から抜け出せない
良くない意味でまともだからさ
わかっているよ
やつらにはきっと敵わない
けれどそんなことは
どうだっていいことなんだ
名前すら口にできないほど
強く焦がれる僕の神様が
住んでる星に辿り着けるまで
この作業をやめることはないの
この野望を諦めることはないの
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます