ざぁますの呟き⑧(最終回)

進藤 進

第1話 うぎぃえ~ん・・・

来てくれたのね?


ピンポンと鳴ったインターホン。

恐る恐る受話器を取ったら。


貴方の声。


本当?

嘘じゃないよね?


扉を開けたら。

花束を持った貴方が微笑んでいた。


信じられない!

でも、信じたい!


私は貴方の胸に飛び込んで。

花束ごと、ギュッとしたのです。


そして。

貴方も。


ギュッとしてくれて。


甘い花の匂いの中で。

私は幸せな笑みを浮かべた。


・・・ので。

ざぁます。

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