第77話

なーーーにーーー?!



も、もしかして!?





「今日転校してくるんじゃない!?」


「きゃーーー!!マジで!!?」


「やだ、鼻血出そうっ!!」





クラスの女子たちがキャーキャー騒ぐ


思わず耳の穴に指を入れたい気分だ。




が、あまりのショックにそんなことをする元気がない。






う、そ…今日って…え!?


心の準備が……!!





いや、待て待て。落ち着け、一条柚葉。


別に今日って決まったわけじゃない。



女子がそう言ってるだけで。


まだそれが事実だと決まったわけではないのだ。





ひとり心の中でうんうんと頷いていると、

登校してきたばかりの水樹がクラスの騒ぎに唖然としていた。






「え、なにこれ。どうかした?」


「…いや、理事長から大事な話があるんだと。体育館に行くぞ」


「?」





頭上に疑問符を三つぐらい浮かべたまま、水樹はと大人しく私の後に続いた

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