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2025年3月9日 14:43
更新お疲れさまでした。完結おめでとうございます!毎話更新を待ちながら最後まで楽しめました。もう更新がないと思うと少し寂しい気がするくらい気になる作品でした。調理シーンは丁寧で一つ一つの動作と、つくる姿を自然に思い浮かべられるぐらい分かりやすかったです。紅茶の淹れ方や隠し味のポイントなども料理へのこだわりが感じられて好きでした。百合ということで、注目するのは音鳴さんとエリザさんの二人の関係性でした。音鳴さんは心の声が魅力的なキャラクターでした。彼女の感情をダイレクトに受け取ることができるような分かりやすく柔らかい心の声とビックリマーク。そこから吐き出されるセリフはエリザさんを大切に思っているからこその暖かさが感じられる所が好きでした。自分に少々無頓着だからこそ、他者への理解と気遣いはひとしお。暗い内面から発される強気な言葉には力がありました。エリザさんはカタコトなセリフと度量が半端無い一面が魅力的でした。音鳴さんの世界が一転するきっかけで原因をもたらすキャラですが、時々発される的を得た言葉のイケメンさとカタコトだからなせるコミカルさが好きでした。中でも「ヤー!〜」という相槌が可愛くてクセになります。年不相応な強き内面が不安からくるものだという所も好きです。そんな二人が織りなすコミカルな掛け合いと、想いをぶつけるシリアスな場面の緩急。ゆっくりと進歩していく、つかず離れずの関係性が心地良かったです。見知らぬ土地で差し伸べられた親切な手。これがこの二人。特にエリザさんが音鳴さんを離さなかった要因で彼女の中で一番大切なことだったと思いますが、悪く言えば音鳴さんの親切さが、エリザさんのこれからを決定づけるほどの力になってしまったという所が個人的にはグッとくる関係性でした。面白くてどこか可愛らしさもある音鳴さん。まだ幼い年齢、異国の地で独りぼっちのエリザさん。彼女の存在がエリザさんにとってどれだけ心強かったかを推し量ることはできませんが、さぞ頼もしい存在であったと思います。この強大な引力から発生する恋心の尊さには身が焼かれてしまいます。それと同時に運命力の強さといいますか。エリザさんの幼さでこれほどの引力を帯びた出会いをしてしまうと、もう音鳴さんを超える出会いはこの先ないような気がしてしまうのです。それが最高にドラマチックであり残酷であると思います。だからこそ二人が尊く感じるのです!始まりは野菜炒めでしたが、二人が最初に食べたのはカレーというのも今考えてみると、とても素敵だと思います!あのスパイスの強力な引力と音鳴さんの優しさによる引力は似たものがあると思いますから。最後になりますが、毎日楽しませて頂きありがとうございました。私はあげあげぱんさんの作品が大好きです。4月の新連載が待ち遠しい限りですが、楽しみに待ちたいと思います。素晴らしい作品をありがとうございました。
作者からの返信
う、うおぉ!とても素敵なコメントをありがとうございます!しっかりと読ませていただきました!これほど楽しんでもらえると作者冥利につきるというもの! 今後も頑張っていこうと思います!今回の小説ですが、コンテストの応募要項が5万文字以上、10万文字以下ということで、この長さにまとめました。が、実は大きなコスプレのイベントに音鳴さんやエリザさんたちが参加する話も書きたかったりはしたのです! ただ、それを書くと残り4万文字では確実に足らないだろうということで、泣く泣くカットしました。その話は、もしかすると別のキャラクターに受け継がれるのかもしれませんが、何らかの形でいつか書きたいと思っています!繰り返しになりますが、素敵な感想をありがとうございました!
更新お疲れさまでした。
完結おめでとうございます!
毎話更新を待ちながら最後まで楽しめました。もう更新がないと思うと少し寂しい気がするくらい気になる作品でした。
調理シーンは丁寧で一つ一つの動作と、つくる姿を自然に思い浮かべられるぐらい分かりやすかったです。紅茶の淹れ方や隠し味のポイントなども料理へのこだわりが感じられて好きでした。
百合ということで、注目するのは音鳴さんとエリザさんの二人の関係性でした。
音鳴さんは心の声が魅力的なキャラクターでした。彼女の感情をダイレクトに受け取ることができるような分かりやすく柔らかい心の声とビックリマーク。そこから吐き出されるセリフはエリザさんを大切に思っているからこその暖かさが感じられる所が好きでした。自分に少々無頓着だからこそ、他者への理解と気遣いはひとしお。暗い内面から発される強気な言葉には力がありました。
エリザさんはカタコトなセリフと度量が半端無い一面が魅力的でした。音鳴さんの世界が一転するきっかけで原因をもたらすキャラですが、時々発される的を得た言葉のイケメンさとカタコトだからなせるコミカルさが好きでした。中でも「ヤー!〜」という相槌が可愛くてクセになります。年不相応な強き内面が不安からくるものだという所も好きです。
そんな二人が織りなすコミカルな掛け合いと、想いをぶつけるシリアスな場面の緩急。ゆっくりと進歩していく、つかず離れずの関係性が心地良かったです。
見知らぬ土地で差し伸べられた親切な手。
これがこの二人。特にエリザさんが音鳴さんを離さなかった要因で彼女の中で一番大切なことだったと思いますが、悪く言えば音鳴さんの親切さが、エリザさんのこれからを決定づけるほどの力になってしまったという所が個人的にはグッとくる関係性でした。
面白くてどこか可愛らしさもある音鳴さん。まだ幼い年齢、異国の地で独りぼっちのエリザさん。彼女の存在がエリザさんにとってどれだけ心強かったかを推し量ることはできませんが、さぞ頼もしい存在であったと思います。この強大な引力から発生する恋心の尊さには身が焼かれてしまいます。
それと同時に運命力の強さといいますか。エリザさんの幼さでこれほどの引力を帯びた出会いをしてしまうと、もう音鳴さんを超える出会いはこの先ないような気がしてしまうのです。
それが最高にドラマチックであり残酷であると思います。だからこそ二人が尊く感じるのです!
始まりは野菜炒めでしたが、二人が最初に食べたのはカレーというのも今考えてみると、とても素敵だと思います!
あのスパイスの強力な引力と音鳴さんの優しさによる引力は似たものがあると思いますから。
最後になりますが、毎日楽しませて頂きありがとうございました。
私はあげあげぱんさんの作品が大好きです。
4月の新連載が待ち遠しい限りですが、楽しみに待ちたいと思います。
素晴らしい作品をありがとうございました。
作者からの返信
う、うおぉ!
とても素敵なコメントをありがとうございます!
しっかりと読ませていただきました!
これほど楽しんでもらえると作者冥利につきるというもの! 今後も頑張っていこうと思います!
今回の小説ですが、コンテストの応募要項が5万文字以上、10万文字以下ということで、この長さにまとめました。が、実は大きなコスプレのイベントに音鳴さんやエリザさんたちが参加する話も書きたかったりはしたのです! ただ、それを書くと残り4万文字では確実に足らないだろうということで、泣く泣くカットしました。その話は、もしかすると別のキャラクターに受け継がれるのかもしれませんが、何らかの形でいつか書きたいと思っています!
繰り返しになりますが、素敵な感想をありがとうございました!