第4話 ホームルーム(氏名登録)

 下校前のホームルームから始まる。

 他の生徒同様、主人公も席についていた。


男の先生

「いいか、よく聞け。

 先日配布された端末に、

 まだ登録をしていない者がいるようだ。

 そろそろ仮アカウントの期間が終了するから、

 今のうちに登録を済ませておけ。」


 あなたの苗字を入力してください(4文字まで)。


 大鳳


 あなたの名前を入力してください(4文字まで)。


 吼


 「大鳳吼」

 この名前でよろしいですか?


 「はい」


 大鳳吼の名を知らない方は、夢枕獏先生の小説

 「キマイラ」

 を読んでみることをお勧めする。


男の先生

「あーそれからもう一つ。

 最近物騒だから、必ず集団で寮まで帰るんだぞ。」


 大鳳吼が席から外を眺めてみると、

 もう他クラスが下校している様子が見えた。


男の先生

「ホームルーム終わるぞ。」


 生徒全員が立ち上がり、先生に一礼。


生徒全員

「ありがとうございました。」


!集団での下校が推奨されているようだ。

 教室の中で一緒に帰る相手を探してみよう。


!ミニマップについて

 左下に周囲の状況を知らせる

 ミニマップが表示されています。

 「…」が出ている所には

 会話可能な人々が存在します。

 近づいてAを押して

 話しかけてみましょう。


!メニューとセーブ

 マップで主人公が操作できる時

 Xを押すことでメニューを開き、

 ゲームデータのセーブや

 プレイ環境の設定などを行うことができます。

 メニューの各種機能は

 ゲーム進行に応じて解放されていきます。

 なおセーブ可能なタイミングであれば

 <を押すことでもセーブができます。

 こまめにセーブすることをお勧めします。


 ここでセーブ可能なので、セーブしてみる。

 <キー(Lコントローラーの左キー)を押すと

 セーブ画面が出る。

 ファイルはNo.1から20まで。

 とりあえずNo.1にセーブした。

 ……セーブファイルって、20も必要なのか?


 Save

 Name 大鳳吼

 Location 縄印学園高等科 2階

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