第18話行きたい、交流教室に!
午後の授業も終わり、後は帰りの挨拶だけとなった。
「あと1ヶ月もすれば、交流教室が始まるからな!みんな体調管理しとけよー!、それと氷室は交流教室に参加するなら御家族と話し合って男性警護人を雇っておいてなー!、男性警護人いないと交流教室に参加できないから気をつけてなー...以上、解散!」
郡山先生は伝えたいことだけ伝えて教室を出ていってしまった。
「一子、交流教室って何?」
俺は帰りの準備が終わり、俺の元に来てくれた一子に交流教室について聞いてみた。
「交流教室は一年生全クラスが東キサラギの施設で二泊三日の旅行するんだって。一応教室って付いてるから勉強もするみたいだよ!」
なにそれ、すっごい楽しそう!ちょっとした修学旅行じゃん。行きたい!
「進と正輝は行くの?」
「あぁ、行くぞ!」 「僕も行くよー」
進と正輝も行くなら俺もぜひ参加したい!
でも俺、男性警護人いないわどうしよ。
「姉さん、俺も交流教室参加したいんだけど、男性警護人雇わないといけないじゃん?家に迷惑掛からないかな?」
「大丈夫よ、お母さん達もそろそろ必要って言っていたし、あんたが休みの日だと一人になっちゃうから尚更ね。・・・ん?ちょっと待ちなさい。」
姉さんは携帯を取り出し、電話に出た。どうやら母さんから電話がかかってきていたようだった。
すると姉さんが「お母さんがさくやに変わってだって」と携帯を渡してきた。
「もしもし、母さんどうしたの?」
「あっ、さくやちゃん学校お疲れ様ぁ〜。あのね、まだ近くに男のお友達が居るなら、明日ウチに遊びに連れてきて欲しいの、警護人を連れてね。マリアちゃんと恵ちゃんだったかしら?ちょっとお話がしたいのよ。時間は10時くらいがいいかしら。」
「?、わかったよ聞いてみるね。それじゃあね。」
俺は電話を姉さんに渡し、まだ教室に残っていた 進と正輝に聞いてみた。
「進と正輝、明日暇だったらウチに来ないか?10時くらいからだけど、遊ぼうぜ!」
「良いのか?是非ともお邪魔させてくれ。」
「僕も遊びたいからお邪魔するね!」
進と正輝と遊ぶ約束をし、マリアさんと村正さんに聞いてみた。
「明日、進と正輝がウチに来たときに、なんか母さんがお二人に話があると言っていたんですが、大丈夫ですか?」
「我々も氷室様のご自宅にですか・・・・。」
マリアさんと村正さんがお互い顔を合わせて視線で会話している感じがした。
「氷室様と薫様のお母さまの名前は氷室礼子様でお間違えないでしょうか?」
「はい、そうです。正確には俺の叔母ですけどね。母と呼ばせてもらっています。」
「・・・わかりました。どのみち正輝様がお出かけになる場合、私もお供しなければ護衛としての意味がありませんですし。それは恵も同じですので明日お邪魔したいと思います。よろしくお願い致します。」
「・・・恵!明日は私が車を出します。正輝様と一緒に花房様をお向かいに上がりますのでそのまま氷室様のお宅に向かいましょう。
村正さんは「わかったわ。」と言い、話が終わった。
「じゃあ、今日は早く帰ってきてほしいと言われているんで俺達は先に帰ります。
進と正輝、また明日ね!。
マリアさんと村正さんも明日よろしくお願いします。」
「おう、明日また会おうな!」 「明日10時くらいにお邪魔するねー」
「お気をつけてお帰りください」
挨拶を済ませ、俺と姉さんと一子は下駄箱まで軽く急いで向かった。
「そういや、なんで母さんはマリアさんと村正さんを知っていたんだろ。村正さんのことを下の名前で呼んでたし。」
俺は歩きながら姉さんと一子に気になっていたので聞いてみることにした。
「あー。まぁいいか、それはお母さんの仕事が関係しているからかしらね。」
「たぶんうちのお母さんも知っていると思うよマリアさんたちのこと」
「そうなの!?そういや俺二人がなんの仕事をしているか知らなかったわ。なんの仕事してるの?」
「たぶん近々教えてもらえるわよ。」フフッ 「だね!」アハハ
二人は答えを教えてくれず笑って誤魔化された。まぁ本人たち聞いてみればいい話だしな。
歩くこと10分弱で家に着いた。一子は私服に着替えてからまた寄ると言い自分の家に一旦帰って行った。
俺は自宅のカギを開け家にいるであろう母さんに声を掛けた。
「ただいまー!」
「おかえりなさぁぁ~いぃぃ!!咲夜ちゃあぁぁぁん♡♡」ガバァ♡
俺は「ただいま」と言った後、姉さんと良く似た、そして何故か裸エプロンの女性
いや正確には肌が出ているせいで裸エプロンに見える女性にいきなり玄関で抱き着かれたのだった。
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