同居生活開始!

一緒に暮らす事が決まってから、虎太郎くんは荷物をまとめ、私が住むアパートに来た。

虎太郎くんが前に住んでいた家とは比べられないぐらい狭いアパートだけど、きっと気に入ってくれるはず。

と、謎の自信があった。


「どうぞ!今日からここが虎太郎くんのお家だよ。」

「おじゃまします...」


徐々に慣れていってから、『ただいま』って言ってくれたら嬉しいな。


「虎太郎くんのお部屋なんだけどね、まだ家具置いてないんだ。今度のお休みに一緒に見に行こうね。」

「うん。」


虎太郎くんの部屋には、急いで買った布団しか置いていない。

勉強机とか収納とか、家具屋さんに行って、虎太郎くんが好きな物を買おう。


「あぁ、そうだ。荷物をお部屋に置いて、リビングで待ってて。渡したい物があるの。」

「?」


大事に保管していた合鍵を取りに行った。

無くさないように、青色ネックストラップに合鍵を付けた。


「お待たせ。これ、うちの鍵。」

「!これ...!」


渡した合鍵に付けていたネックストラップは、完全に私の趣味だけど、キャラクターの絵が描かれている。


「友達がこのゲームやってる。」

「そうなんだ!人気だもんね。」


“プチッとバディー”

色んな見た目や大きさの動物や妖精、ドラゴンなどなど、沢山のキャラクターから自分の好きなキャラクターを選び、戦ったり、冒険したりするゲームだ。

スローライフ要素もあって、戦いが苦手な人でも楽しめるゲームになっている。


「完全に私の趣味だけど...。」

「おれ、このキャラ好き。」

「本当!?今度一緒にゲームしようね!」

「...いいの!?」


楽しみが増えるね!

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