令和百物語
都貴
はじめに
みなさんは百物語をご存知だろうか。
百物語は新月の夜に複数の人間が集まって一人ずつ怪談を語り、終われば蝋燭を吹き消すという行事だ。
もともとは、通夜の寝ずの番の時に順番に物語を語って退屈をしのいだのが始まりで、戦国時代に通過儀礼で行われていた。江戸時代からは娯楽の要素で行われるようになり、百話語ると恐ろしいことが起こると言われている。
恐ろしいことの内容はよく分かっていない。
一説には百本目の蝋燭を吹き消すと、怪異が姿を現すと言われている。
百物語はL字に配置された3部屋を使って行う。
1部屋目で怪談を語り、話し終えたら2部屋目を通って100個の行燈と鏡が置いてある3部屋目に移動する。そして行燈の蝋燭を吹き消し、鏡を覗いて1部屋目に戻ってくる。この鏡を覗く行為には意味があって、自分の顔を映して障りが起きていないか確認するのだ。
ほかにも、百物語にはいくつかルールがある。
① 新月の夜、無灯で行う。
② 会場へは青い着物で来場する。
③ 百物語の最中は部屋を閉め切り、一切光を点けずに行う。
④ 蝋燭を消す以外は身動きを禁ずる。
⑤ 途中でやめない。
⑥ 百話目は語らず、朝日が昇るのを待って最後の行燈を吹き消す。
以上だ。ルールを破ると祟られると言われ、昔から順守されてきたそうだ。
さて、実際に百物語を行ってみようというのが本企画である。
今回は現代版ということで、オンライン形式で百物語を行うため、独自のルールを設ける。
【ルール】
① 部屋のカーテンを閉めてなるべき暗い中で読む。
② 読む時は青いもの(アクセサリーやハンカチも可)を身に着ける。
③ 読み終えたら蝋燭を吹き消す、または蝋燭を吹き消す動画を視聴する。
④ ③が終わったら手鏡を覗く。
※この際、自分以外のものが映ったら必ずお祓いに行くこと。
⑤ 1話目を読んだ人は必ず99話目まで話を読むこと。
【注意事項】
・ 百物語には呪術的要素があります。安全のためルールは順守してください。
・ 万一事故等が起きた場合の損害の補償は当方では一切負いません。自己責任となりますのでご了承ください。
上記のルールと注意事項に目を通し、ご了承いただける方はぜひ、令和の百物語にご参加ください。
ではこれより、令和の百物語を開催します。
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