第23話
「凛華… 俺も
凛華の事…
凛華 愛してる」
ダイニングの椅子から立ち上がり
少し先のソファに座って
こっちを見ている凛華を
そっと腕の中に 抱きしめた
「やっと…だ
やっと…手にいれた」
俺の腹あたりに顔を埋め
腰へと腕をまわした凛華は
小さな声で
「大好き 離さないで…」
そう言った
*
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