第18話

なんでわかったんだ?額に目が付いているのか?と思わずジロジロ観察していると、



益々眉間を深くした常磐シドが素手で掴んでいたそれを無言でペイッと手放し何事もなかったようにパソコンを睨み直した。




「あぁ…っ、

…あ…いえ…」




なんだか珍獣の食事シーンを見逃してしまったような感覚に襲われ可笑しくなった。



もしかしてこの珍獣はフルーツが好きなのか?



いや、林檎だったからわざと噛み付いたのかも…?





ひとりで妄想している間に夕飯を仕込む時刻となり、迷った末に「あの…、」と恐る恐る作業中の彼に声をかける。

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