#05 現代の情勢について
世界の情勢については、前回にだいたい、語ったので、今回はその補足となります。
現在、世界に存在する勢力としては、
01)人類諸国
02)旧エドレイン人(9教団)
03)アルフィリン諸国
04)奈落よりのもの(封印中)
となります。
人類諸国は、技術程度は中世~大航海時代あたりで、王国だったり、帝国だったり、あるいは、共和制だったりします。
旧エドレイン人は9つの都市に降臨し、現在は都市の外に出ることはほとんどありません。
都市の防御力はかなり強固で、盗賊などが侵入しようとしたことはありますが、一度も成功していないようです。
都市内は、疫病で滅亡している……などの情報もありますが、定かではありません。
アルフィリン諸国は、かつて全世界を支配した帝国の再建を夢見ながら、再び人類諸国へ侵攻する時をじっと伺っております。
アルフィリン同士でも結束しているのではなく、抗争をはじめてしまうこともあります。
あ、アルフィリン、という言葉ですが、説明するのを忘れておりました。
フェアガルトに残った者と次元世界を渡航していた者とで、呼び名を変えております。
アルドナル、というのは、フェアガルトへと移住した種族で、アルフィリンは定住せず、次元世界を渡航しつつ、いくつもの世界を滅ぼしてきている種族が、アルフィリンです。
このふたつの種族は互いに敵対していて、自分たちこそが世界の支配者を自認しております。
さて……アルフィリンですが、帝国の皇族の直系や傍系、反皇族勢力や人類諸国に反抗した将軍の勢力など乱立している状態で、かつての勢いは完全に失っております。
奈落よりのもの、はいくつかの拠点で封印、あるいは非活性状態、または冬眠している状態となっております。
彼らについての情報も、余裕がありましたら、また設定にてまとめてみましょうかね。
さて……アルフィリンと人類、奈落よりのものとの決戦で、大陸は一部が焦土と化し、辺境の世界は物資が届かず、混迷状態となっております。
そこで、この状態を安定に導こうと旧エドレイン人の一部の人々が、ファーヴィルという宗教組織に似た集団を作り上げ、様々な形で介入しはじめました。
ファーヴィルには8つの下位の部門があり、その後、分裂して、9教団と呼ばれることになります。
分裂する際には、ファーヴィル内での抗争もあったのですが……これについても、おそらく、執筆する時間はないと思うので、その顛末について、記すことはないですね🤔
9教団が司る分野は次の通りです。
ファーヴィル——錬金術やエリオンの封印、奈落よりのものからの守護を行う。
エスカール——次元統一貨幣単位エスクの発行や呪符、ダニエルの獣を管理。
ユーアール——ユニヴァースレコードの管理の他にファーヴィル教団の神官間のコミュニケーションや通信・連絡を執り行う。
フェマール——聖遺物や星人のテクノロジー、灼赤線、冥黒砲、スカイ・ヴェッセルなどの兵器を管理・供給する。
トレアール——遺失技術によるディノソールやサーヴァント、トルーパー、人造生命体、義肢、義眼などの生産、販売を行う。
ジェラール——プライマリアを送付する魔力中継装置を管理する組織。鉄道を地表に敷き、大陸各地の輸送や情報の伝達、駅周辺の安全の維持を管理する。
セレル——魔力反応炉や炎爆炉を管理する。
ラフラトゥール——オーニソプターや機械竜、機獣などを管理する。
アーティスオール——呪性金属や呪鍛技術、魔導鉱物を管理する。
……また、解説していない用語が出てきましたが、これについては、ここでは説明しません。
要望がありましたら、改めて説明しますけど、小説本編に関係ないので、カットします。
9教団は、過去に評議会と呼ばれる魔術師による組織によって運営されておりましたが、旧エドレイン人たちは、ある日、突然、姿を消してしまっております。
評議員たちは、人格を共有し、巨大なひとつの個のようにして、行動しておりました。
また、ファーヴィルは、旧エドレイン人たち以外にも、自分たちの思想に共鳴する者には種族を問わず役割を割り当て、仲間として迎え入れました。
ただし、人格の共有は、旧エドレイン人たち以外には、されませんでした。
よって、現在も旧エドレイン人はいったい、どこに消えてしまったのか、などは謎となっております(作者がそこらへんのところを考えているのか……は、秘密ですww)
では、次回は「奈落よりのもの」について、記してみましょうかね。
それでは、また。
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