18キス♡ネグリジェと育乳

「どういう使命?

まだ聞いたことないけどさ?

コルニクス家としてわたしを暗殺しようとしてるの?

それともどこかから依頼か何かあったりする?」


「乙女の秘密です」

「乙女の秘密かあ」


「……ところでなんで隣でくっついているんですか?

飲みづらいです」

「リーリエが好きだからに決まってますが?

ほら、わたしからあふれるハートが漂ってるのが見えない?」

「一つも見えません」

「見えるわけないよね〜」


「なんでわたしなんかを好きになるんですか?」

「一目惚れ!

リーリエがかわいいの!

今は全部が好き!

もっと色々知りたいなあ♪

今夜は一緒にベッドインしようよ♪」


「……ごちそうさまでした。

飲み終わったので失礼します」

「断られた!

さみしいよ〜」


ミンケちゃんにもふられたし!

ティーカップをソーサーに置いたところで抱きつこうとしたら、さっと立ち上がってかわされちゃった。

ぽんこつのくせに!


「それでは」

「今日のデートは一緒に魔法省に行こうね!

あ! でもその前にショッピングモールで買い物したいからさあ。

女神様の時計塔で待ち合わせね!」


「……分かりました。

……その……おやすみなさい」


あら? なんだか憂いを帯びた瞳。


「ねえ……」


もうちょっと一緒にいようよ、と言いたかったけどパタンと寝室の扉を閉めるリーリエ。

むう、残念。


それにしても、堂々と城内を出入りする暗殺者がいるってどうなんだろう?

ていうか、入ってくる時は普通に入り口から入ってきたのかな?


今夜は早めに暗殺デートが終わっちゃった。

ベッドに入る前にお勉強をしよっと♪

ぶるっと身震い。

おトイレ行きたい……生姜と紅茶は利尿作用があるからね。


ガチャっとおトイレの扉を開けたら……


「きゃあ……

おトイレは使用中です。

お引き取りを」


「使ってたの!?

その落ち着いた悲鳴は恥ずかしいの?

恥ずかしくないの?」

「もちろん恥ずかしいですが?」


無表情なのに実はドキドキしてたり?


「その割には落ち着いてるよね?」

「……早く出ていって欲しいのですが」

「わたしもしたいから早く交代してね?」


交代してもらってからおトイレを終わらせたら、今度こそリーリエはいなくなってました。

きっと我慢できなかったのね。




「サラ様、起きてくださいにゃ〜」


「ふへへへ。

リーリエ〜。

ミンケちゃ〜ん。

一緒にお風呂に入ろうよ〜」


「にゃにゃ!?

寝ぼけてますにゃ!?

危険が危ないですにゃ!?」


「はれ?

ミンケちゃんだ〜♪」


ぎゅぎゅっと抱きしめてもふもふしておく。


「いつの間に添い寝してくれたの?」

「たった今サラ様にベッドに押し倒されたのですにゃん」

「このまま襲っちゃってもいいかにゃん?」


「だ、だめですにゃ!

すんすん……サラ様、匂いますのにゃ」


「あれ? 臭いかな?

自分じゃ分かんないんだよね。

厩舎でちょっと掃除のお手伝いをしてきたしなあ?」


リーリエもイリスも手伝ってくれたしね。

レオーネが嬉しそうにしてくれてたっけ。

その分もあって帰りが遅くなっちゃったんだけど。


「レオーネのところに行ったのにお風呂に入らにゃいでお休みになったのですにゃ!?

やっぱりちゃんとミンケがお世話した方がよかったですにゃん!

速攻お風呂に入っていただくにゃん!」


「わわ!?

ちょ、ちょっと!?

そんなに勢いよく脱がさなくても!?」


スポーンとネグリジェを脱がされてブラとショーツ姿でバンザイしてた。


脱がすのはいいけど、脱がされるのは恥ずかしかったり。

まあ、お着替えではいつも脱がされてるけど、心の準備ってのがあるからさ?


「……お胸の成長はまだまだですにゃ」

「そ、そのうち大きくなるもん!」


「ちゃんと三食食べて、しっかり睡眠時間をとらにゃいと大きくにゃらにゃいですよ。

さあ、シャワーを浴びてきてくださいにゃ。

その間に朝食を並べておきますにゃん」

「は〜い」


すっぽんぽんになってシャワワワ〜っとさっぱり。

まだまだ成長途中のお胸やおしりもしっかりあわあわ♪

(シャンプーボトルや給湯蛇口で大事なところは見えませんよ〜だ♡)


「ただいま〜」

「にゃ!?

にゃんでバスタオルを巻いたまんまにゃんですにゃ!?」


「だってどうせ朝食の後にお着替えするでしょ?」


「せめてバスローブをお召しににゃってくださいにゃ。

こんにゃこともあろうかとご用意してありますにゃ」

「さすがミンケちゃん」


「手を通してくださいにゃ。

くんくん。

ローズの香りが上品で華やか、しっとりすべすべお肌が素敵ですにゃ♪」


「この石鹸、クリーミィな感じがとってもいいよ♪

ミンケちゃんにもあげるね」

「ありがとうございますにゃん!

さあ、料理長が腕によりをかけた朝食を召し上がって欲しいにゃん」


「どれどれ〜?」


バスローブを着せてもらってテーブルをのぞいてみる。


おお! 今日は白身魚にデュグレレソースがけですか!

舌平目かな?

いろんな野菜をみじん切りにして白ワインで煮てるんだよね。

煮汁にたっぷりバターでコクがあって美味しい。

それにキャベツの豆乳スープに、蜂蜜をかけたローストナッツのヨーグルト。

そしてパンじゃなくてライス。

なるほど今日は育乳メニューだったりするのかな?

せっかくの料理長の配慮だけど?


「ミンケちゃ〜ん♡

今日もお魚の香りが爽やかだね♪」

「にゃ〜〜〜!?」


はい、ぱっくんいただきました♪


「ミンケばっかり成長してしまいますのにゃ!」


わたしはそれもウェルカムだけどね♪

色々準備を終えて。


「行ってきますのちゅっ♡」

「うにゃ〜♡」


ミンケちゃんが照れ照れかわいい♪

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