異世界農業転生物語~異世界に現代技術を持って転生したけど剣と魔法が強すぎるので農業します~

世界のあー

プロローグ

「貴様に魔王討伐の前線での戦闘を命ずる」


「はっ!」


俺こと、佐藤涼一は、今異世界の王様に戦闘への参加を命じられている。

なぜこうなったのかを、順を追って説明していこう。


現代の日本で普通のサラリーマンだった俺は、ある日勇者召喚の儀によって異世界に転生してしまった。しかし、転生先の世界は「剣と魔法」のファンタジーの世界。

しかも、転生と同時に、現代技術に関するあらゆる知識やスキルを持った状態で召喚された。


そして今、その力を使って魔王討伐のための部隊の最前線に送られることになった。

魔王とは、大した争いもなく平和だったこの世界に突如現れた悪の親玉で、種族的には人間らしいが人間離れした身体能力、たぐいまれなる頭脳、さらには100年に一度と呼ばれる魔法の才能と悪の所業で魔王と呼ばれているようで、世界中の犯罪組織の暗躍はこの魔王の仕業らしい。要するに世界的な犯罪シンジケートの親玉が魔王というわけだ。


魔王軍を倒すために世界各国が協力しているが、国の利権や国際情勢が絡んでうまくいかないらしい。さらには魔王軍の陣営に味方する国まで現れて最初は優勢だった戦線も今では膠着状態らしい。


そこで王国の技術の集大成として今回の勇者召喚がおこなわれたというわけだ。


閑話休題


今俺は、対魔王戦線の最前線付近の天幕内にいる。これからこの世界にきて授かった力を使う時だ。


「貴官は力を持っているが、戦闘については全くの初心者である。生き残ることを第一に考え、戦死しないようにしろ。護衛として数人兵士を配置させてもらう。」


「了解!」


この時の俺はまだ知らなかった。現代兵器がいかに無力なのかを…

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